【最彩再祭8】「I can speak 想像の窓辺から岬に立つことへ」展へ寄せる漢詩
I can speak
I can only imagine
In the beginning was the Word…
新進気鋭の作家たちを取り上げる
旧大宮図書館
「I can speak 想像の窓辺から岬に立つことへ」展
公募の若手キュレーター戸塚さんが
詩人のカニエさんとタッグを組んで
果敢に取り組んでいました。
「チーム戸塚」でサポーターも協力。
☆
太古、海だった大宮
台地にある旧図書館は、
かつて岬でした。
☆
「くるしさは忍従の夜。あきらめの朝…」
この周辺に住んだ太宰治を足掛かりにした展示に、
コロナ禍が直撃。
長引いた停滞、
積み重なった歴史、
新旧を塗り替える開発の加速…
「デコボコの時間」を岬で足踏み。
映像「岬にてー時の足踏みを把握する」
はそのプロセスも交えつつ、不思議な雰囲気。
ラジオのように聞ける内容、とのことです。
本展はいよいよ15日まで
【寄想於窓立於岬】
参差岬頭
足之踏之
何期何時
不明不知
☆
夜忍従矣
朝放棄矣
生活呻吟
欲投文信
☆
太初有言
万物以之
反思始原
故詠歌之