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生まれつきあなたの脳は自由を求めている  『やっちゃだめ』を言っちゃだめ

みなさんこんにちはHaoですʕ•̀ω•́ʔ✧
本日はついついみんなやりがちな「やっちゃだめ」という考え方のお話です✨

「ストイックになる事が大事!」と思っている人ほどこの思考を持ちやすいですが、心理学、脳科学的にはマイナスが大きいのでご注意ください☆

脳の中はポジティブである

「ネガティブはダメ」「エゴはダメ」「マイナスにフォーカスしたらダメ」

自己啓発やスピリチュアルな情報の中には上記の様な言葉が多々見られます
これらの情報は基本的に間違っていません
幸せになるために、自分を生きるためにやってはいけないと言われることはたくさんあります

ただ、残念ながら脳は否定言語を理解できません

例えば「今から皆さん初恋の人の事を絶対に考えないでください」というと無意識で初恋の人を思い出そうとしてしまいます

このように脳は「〜しない」という言葉を理解できません

つまりダイエット中の方が「甘いものを食べちゃだめだ」って思えば思うほど甘いもので頭が一杯になります

なので普段の自分の思考の癖や行動にたいして「してはいけない」という「規制」をかけてしまうと逆効果になってしまうのです

脳とはとてもポジティブなのです

ポジティブ

RASのはたらき

さてここで少し脳科学と心理学の話をしたいと思います
まずは有名なRAS(網様体賦活系)ですねʕ•̀ω•́ʔ✧

網様体賦活系の話はコチラでも書いているのでご覧ください

先程もお話しましたが脳は否定言語を理解できません
つまり「甘いものを食べてはいけない」と強く思うと「甘いもの」だけが頭に残ります

するとRASが甘いものを普段の生活の中からピックアップして認識してしまうのでより甘いものが頭から離れなくなってしまいます

ではどうすればいいのか

RASを上手に利用する方法をお伝えいたします

何度も言いますが脳は否定言語を理解できないので「規制」や「禁止」で自分を変えようとするのはやめましょう

そのかわり「やるべきこと」を脳に認識させてください

先程のダイエットの例でいうと「甘いものを食べてはいけない」は「規制」「禁止」なので否定言語が理解できない脳のRASがはたらいて逆効果になります

なので「ダイエットに必要な食事をとろう」と認識すると「甘いもの」はRASが処理しなくなっていきます

日頃からこの思考の癖をつけると日常から否定言語を使わなくなるので精神的にもポジティブになっていきます

RASにきっちりと日常生活で何にフォーカスして生きるかをインプットさせていきましょう

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心理的リアクタンス

さて続いては「心理的リアクタンス」のお話です

こちらは聞いたことがない言葉かもしれませんが簡単に言うと「強制されると逆のことをしたくなる」という心理的な働きです

親に「勉強しなさい」と言われるとそれまで勉強する気だったのに一瞬で勉強する気をなくしたことはありませんか??

これも心理的リアクタンスの働きになります

もしかしたら「カリギュラ効果」という言葉のほうが一般的かもしれません

カリギュラ効果(カリギュラこうか)とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことをいう。例えば、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなる心理現象が挙げられる。

ローマ帝国の皇帝カリグラをモデルにした1980年のアメリカ・イタリア合作映画『カリギュラ』が語源で、過激な内容のため、ボストンなどの一部地域で公開禁止になったことで、かえって世間の話題を惹いたことにちなんでいる。概ね日本固有の用語である。ちなみにアメリカにはかつて「ボストンでは禁止」(Banned in Boston)という慣用句があった。
引用元 Wikipedia

さて、ではなぜこの心理的リアクタンスという心の動きが生まれるのでしょうか

実は本来選択権があるものを強制されることで脳は自由を求めて反抗しようとする働きが生まれるのです

そしてこの心理的リアクタンスの怖いところは「自分に対してプラスになる選択を強制されても反抗してしまう」ということです

タバコを吸っている人にいかに医学的根拠を元にタバコをやめるように説得しても心理的リアクタンスが働いてしまうことで脳はタバコをやめることを拒絶します

さらに「タバコをやめたくない!」と意思決定することで「タバコをやめなくても良い理由」を脳のRASは探し始めます

その結果「タバコを吸うデメリットよりタバコをやめるストレスの方が体に悪いからタバコを吸っても良いんだ」と自分を正当化する理由を作り出しますますタバコをやめられない状態に陥ってしまいます

なので甘いものを食べたくなっても「食べてはいけない!」と強制してしまうと余計食べたくなってしまうので、その都度「甘いものを今食べるべきか」をしっかり自分の意思で選択していくことが大事になります

選択

まとめ

今回は目的達成にために自分の脳の働きをうまく利用する方法をお伝えしましたが覚えといていただきたいのは

・脳は「否定」を受け付けない
・脳は自由を求めている

という事です
多くの方が「私にはできない」といった否定的な考えをもち、本来手にできる自由を諦めてしまいます

しかしそもそもその考え方は脳の構造には合っていないため、脳が本来持っている力を発揮しきれていない可能性があります

肯定的にものごとを捉えて、自由のもとに人生を選択していくという本来の脳の構造に合った生き方をすれば脳が持っている力が発揮され現実なんか簡単に変えることができるでしょう

つまりこの記事の内容を受け取るも受け取らないも「自由」に「選択」すればいいのです

さああなたはどんな人生を歩みたいですか???

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