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【エッセイ】野村萬斎のラジオで福袋

〜2月1日〜

NHK
狂言師、野村萬斎さんのラジオ
「野村萬斎のラジオで福袋」
渡辺美波さんゲストの回を聴きました。

2024年の映画
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
で共演されたお二人。

美波さんが萬斎さんに
リラックスしながらお芝居のこと、
役作り、または役から抜け出すには…
などなどを聞いて

また萬斎さんも
美波さんの人柄やお芝居への向き合い方を信頼していて
美波さんに
優しく深くアドバイスしていました。

聴いてきて私も納得することが多く
とても良かったですね〜。

中でもなるほどと思ったのは

2026年の大河「豊臣兄弟!」に出演する
美波さんと
時代劇のお芝居の話題になったときに
萬斎さんが話した

「現代劇は息を淺く吐いて
時代劇は腹の底から息を吐くイメージがある」

「狂言は現代劇より時代劇に近い部分もあるので
その点を意識している」

という話でした。
※要約です

実は
ここ数年、大河ドラマの
演出や演技がカジュアル、
というか重みがない(←失礼)ように感じていました。

大河ドラマを
映像を観ないで音だけ聞いていると
歴史ドラマというより
現代劇の月曜?火曜?木曜?に放映されている
民放ドラマのように聞こえることがあります。

そう感じるのは台詞を発するときの息遣いも
理由のひとつかもしれないと納得したんですね。

もちろん
あえて堅苦しさを無くし
重みのない台詞やお芝居を
演出しているのかもしれませんし
役者さんの技能や登場人物のキャラクターで
カジュアルに仕上げる(仕上がる)こともあるでしょう。

もしかしたら
令和の時代は
「大河ドラマ」とかしこまる必要もないのかもしれませんが

過去の大河と比べちゃうと…ね。

いずれにしても
今後の大河ドラマは間違いなく
配信を意識して制作されてゆくのでしょうから
重みよりフットワーク軽く作ったほうが
支持されるかもしれません。

ちなみに
萬斎さんは推しのひとり。
推して25年になります。
今年も活躍が楽しみです〜。


#私の推しキャラ

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松本アニー
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