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【エッセイ(ミニ)】ほんの数分のこと

2ヶ月ほど前
チケットの予約をしようと
あるWEBサイトに登録。

今日、
チケットを予約するかなと
サイトを開いてログイン、、
しようとしたら
ログインIDもパスワードも
違っていて(!)
あせりながら
メモアプリに残していたし…
と探したものの
メモはまるっと消えていました。

これは
スマホあるあるですよね…泣

普段はパスワードなど
「念のため」
「紙」の手帳に書くのですが
今回のIDとパスワードは書き写していませんでした。

数分間、軽く絶望してから
サイトへ電話をして調べたら
無事にログインできました。
疲れました笑。

私の「絶望」は
ほんの数分でした。

以前見たある広告で

悲しくて泣いてしまった女性が
泣き止んだあとに時計を見たら
ほんの数分がすぎていて
私の悲しみはそれだけのことだった…

という内容のものがありました。
実際はもっと簡潔な表現でしたが

抱えていた悲しみや苦しみを出しきってみたら
ほんの数分のこと、
自分にとって
それだけのことだった
だからきっと前を向けるはず

この広告にはそんなメッセージがあると
当時は理解していました。

今よりもずっと若かった頃
泣いたあとはよく
この広告を思い出していましたね〜。


2024年の終わり

この国に
海の向こうに
はかることのできない悲しみがあります。

悲しむ人のそばに
涙を拭ってくれる誰かがいますように

たとえいなくても
自分の指で涙を拭える人でありますように

悲しみがほんの数分に変わる日がきますように

新しい年は
笑顔が少しでも増えるようにと願っています。


#今日の振り返り

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松本アニー
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