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"ほいと"の子

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30年前、両親が離婚し母に連れてこられた九州の地で体験した、「毒」家族日記 読みやすいように各記事を短めの文章にしてます
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2018年9月の記事一覧

子供時代の貧困と虐待生活 -9-

父の葬式が終わり、また毒家族の元へと帰ってきた。
中学三年の秋。まわりは受験に向けて塾に行ったりしていて、慌ただしく勉強している。でもうちにはそんな経済的な余裕はなかった。

母は、父の保険金を期待していたようだが、父は離婚が成立したときに保険を解約していたそうで、そんなものは1円も出なかった。

子供を一人育てているにもかかわらず、全く働かない母。なんなら僕が新聞配達をして稼いだ1万円程度のお金

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子供時代の貧困と虐待生活 -8-

中学3年のとき、父が危篤状態なので「すぐにきてほしい」と電話がかってきた。
離婚後、母と僕は九州へ、そして父は関西に残り一人で生活をしていた。

末期ガンでもう助かる見込みがないとのことだった。
僕と母は新幹線に乗り、急いで病院へ駆けつけた。

父の親戚の人たちはとてもシッカリしていてまともな人達なので、僕の母が「毒持ちな人」だってコトに気づいていたと思う。
あまり母を父に近づけないようにしていた

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