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倫理コンサルテーション
「アドラー心理学のススメ」
向後千春
よんだ
「倫理コンサルテーション」に興味がある。
委員会だと議事録が残る。それは正式文書なので記録として扱われる。コンサルタントといえど「倫理」というだけあって、かなり重めの内容になることは予測される。そんな内容がどのようなカタチで残されるのか大変キニナル。ましてや裁判案件になるようなモノだったら?なんて考えると、とてつもなくおそろしい。
トーキョーの学会で質問してみた。
倫理コンサルテーションの内容をどのような形で残しますか?
ある開業医、横柄に笑いながら、
「ぼくはコンサルしただけですよ、現場の看護婦がどう思ってるかじゃないですか」
(ワタシ:だいぶ他人事だなあ)
大学病院の弁護士
「当施設ではまだ決まっていません。わたくしたちの今後の課題です」
(マジメ!)
施設管理者、院外コンサルタントをやっている
「自身の施設で記録したらどうですか」
(じぶんにカンケーありません感w)
訪問看護師、やわらかな笑みをたたえて、
「コンサルとは相談するという意味ですよ」
(ワタシ:コンサルタントの意味がわかってないと思われた?)
天下り医師
「必ず何らかで記録に残します、実際に困っているのは早急に決断を迫られる医師であったり、その場にいる人たちなのです」
(真剣)
同じ内容の質問をワタシのいうニンゲンをみて、答える。
オーサカの病院で勉強会に参加したとき
「ぼくたちはチームです。その判断を、その決定を支持します。もし、裁判で被告席に立つなら、同じ側に行きます。その責任を分かち合います。共犯者です」