気づいてしまった

自分が発言する必要のあるオンラインミーティングでは、カメラをオンにしている。頷いている様子が相手に見えれば、音声で返事をしなくて済むから。

必然的に、ミーティング中の自分の姿を映像で見ることになる。

最近気づいたが、わたしは、考えがまとまらないと左腕を頭頂部に置く癖があるらしい。左手首というか左腕の肘までの部分というか、その辺を頭のてっぺんにやっている。意見を言うのに迷う時、首をかしげながら左腕を頭に乗せていることが多い。何なら、腕で頭をとんとんして何か良いアイデアを出そうとしていることもある。
右腕は上がらない。マウスを操作しているから。

自分の癖に気づいたら、実はミーティング中じゃなくてもよくやっていることにまで気づいてしまった。
英会話のレッスン中、返事に窮したら左腕が上がっていた。自席で業務をしている時も。それがどうも挙手に見えるらしく、向かい側の席にいる上司がちょいちょい視線で反応している（わたしはその視線に反応しない）

画面越しの、他人のような自分が教えてくれた気づきである。