過去一沼った韓ドラ：「ソンジェ背負って走れ」

こんにちは🌷하늘(hanulo0)です。

７月にちょうどU-NEXTの31日間無料トライアルがあったので、「女神降臨」を目当てに登録したのですが、そのあとに観た「ソンジェ背負って走れ」に過去一沼ってしまい、無料期間が過ぎて延長したほど。

今年の５月に最終回が配信されたばかりの、まだ新しいドラマだったけれどこれは過去一沼ったドラマだった。

主演のお二人は今回のドラマで初めて観たお二人でした。
１話観て面白くなかったらやめようと軽い気持ちで見始めたらまんまと沼ってしまった。１話から面白いし展開が楽しみで、最初の１週間くらいは睡眠時間を削ってまで観ていました。

韓ドラって物によるけれど１話１時間くらいあるから長いし、１回観れば満するのですが・・ソンジェに関しては１カ月で５周はした（笑）

自分でも驚くほど。結末がわかっているのになんでこんなにも何度も観たくなるのかと自分でも不思議に思ったのでまとめてみました。

超がつくほどのハッピーエンド

ドラマを観るうえで一番大事なところだと思っている。ハッピーエンドなら途中が多少切なくても安心して観れる。

特に最終回は早々に今までの伏線を回収してくれて、幸せなソルソンカップルが観れる。最後がわかっているからまた観たくなる。

一見死や事故といった出来事を取り上げているので悲しい物語のように感じるのですが、その悲しさが１話の中でずっと続くわけではなくて、タイムリープした先でまだ生きているソンジェに出会えるし、過去を変えられる可能性を秘めているので物語が暗くならないところもいいんです。

登場人物がみんな良いキャラ

悪役は犯人(キム・ヨンス)だけなので、それ以外の登場人物がみんな個性豊かでいいキャラしている。

ソル母とソンジェ父の掛け合いは毎回面白かった。

コメディ要素も多くて毎回笑わせてくれるし、何度観ても飽きないのは登場人物がみんないい人たちだから。
いじわるな人もいないし、ライバルも出てこないわけではないけれど、それ以上に家族、友人たちの関係がよかったです。

OSTに沼る

韓ドラのOSTってどれも良くて好きなのですが、特にソンジェのOSTは作品がよかったからかずっと聴いていたくなる。

ソンジェロスからまだ脱せないので移動中とかひたすらOSTを聴きまくっているのですが、中でもソンジェ(ピョン・ウソク)が歌う「소나기(夕立)」と「You＆I」、MINNIEの「Like a dream」がお気に入り。

特にMINNIEの「Like a dream」はエモすぎて切なくなる。。

OST聴いているだけでドラマの場面が浮かんできてすき！ってなる。

脚本がとにかくよかった

５周しても飽きない理由はここにあるのかもしれない。
観終わってから脚本家イ・シウンさんのインタビューを観たり、他の視聴者さんの考察記事を読んだりして自分では気づかなかったことを改めて知ると、そんな細かい演出までしてあったの！ってまた見返したくなる（笑）

９話でソルが大学時代にタイムスリップした先のMT合宿で、ヨンソ大の都市伝説の話の時、あ、この子達は将来結婚するんだなと思ったのですが、その前から実はもっと伏線があったらしい。

さすがイ・シウンさんも「この子達は結婚しますという伏線を貼っておいた」と話すくらい。

●新婦の魔除け
１話と７話で目を覚ますとおばあちゃんに口紅で顔に赤丸を描かれている。
韓国の伝統結婚式新婦の魔除けとして施されるものらしい。
「イイダコみたい」と話していたおばあちゃんが可愛かった（笑）

●新郎の入場
３話告白はタイミングの回で、ソンジェの部屋でイニョクと話しているシーン。きっとうまくいくというところで「父さんは初めて歩いた時に感動して新郎の入場かと思ったって」と言っているらしい。U-NEXTでは日本語に訳されていなかったので気づかなかったが、韓国語ではそう言っているらしい。字幕なしで韓ドラ観れるようになりたいなぁ。

●バスの終着点は結婚式場
３話のバスの終着点が結婚式場になっているらしい。
これも韓国語で記されているから気づかなかった泣

二人の終着点も結婚ということ・・？

●赤と青の灯篭
５話でソルの父の命日に自転車練習をするソルと手伝うソンジェ。
その公園には赤と青の灯篭が下がっている。
これも韓国の結婚式で新郎が新婦を迎えに行く道を照らすものとして使われるらしい。そんな細かい演出が！

展開が自然で共感できる

ドラマの終盤で二人の別れがあったりすると、え、なんで？この展開いる？？ってなるのは私だけですか(「女神降臨」はそうだった)・・

「ソンジェ背負って走れ」に関しては、13話でタイムリープしても結局ソンジェを救うことができないという運命のために二人が引き離されてしまうという展開で、そこがまた切なく胸熱だった。

ソルがソンジェを想うからこその選択だったのかなと思うと同時になんて悲しい選択なんだろうといつも13話で涙が止まらなくなる。。

これも最後のハッピーエンドが約束されているからこそ13話でしっかり悲しむことができるんです。

ソルがソンジェに出会わないという選択をして、また高校生時代にタイムリープするのですが、ソンジェと過ごした記憶がソルの中には残っていて、そこがまた切ないんです。

14話でソンジェとソルが運命的な出会い(再開)をするのですが、何も知らないはずのソンジェがまたソルを好きになってしまうという展開で、いつどこで出会ってもソルを好きになるという運命は変わっていなかったと思うことができる。

ソンジェ：「運命を信じますか？」
ソル：「信じます」

「ソンジェ背負って走れ」14話

ただ単に推しと成功したオタクの話ではない

１話では急死した推しを救うためにタイムリープする熱狂的なファンとのファンタジーかと思ったら、２話目からそれが覆されてて、ソンジェが先に好きだったの！？っていう展開に。

推しと成功したオタクのファンタジーではなく、青春のキラキラした展開になっていて応援したくなる。

16話を通してソンジェはずっとソルのことが好きだし、あの時そういう表情だったの～？っていう場面が後からわかってニヤニヤしちゃう（笑）

脚本家のイ・シウンさんもインタビューで
付き合うならテソン、結婚するならソンジェみたいな人と言っているように、今までのドラマの主人公はテソンみたいにちょい悪な人気者でソンジェみたいに一途なタイプは２番手の役が多かった気がする。

今回は２番手役を主人公にしたこともあり、それがまたよかった。
主人公より２番手の方がいいじゃんって思うドラマも多いから納得。

ソルを背負って走れでもある

タイトル通り、ソンジェを背負って走るのはソルだと思ったが、ソンジェがソルを背負って走れでもあるなと思う。

ソンジェが死んだ理由が自分を守るためだったと知ったソルがその運命を自分だけで背負おうとするけれど、ソルを守るという選択は変えられないと決めているソンジェはソルが危険な場面で助けに行く。

後半はソンジェがソルを背負って走っているからここまで推せる。

まだまだソンジェの沼から抜け出せそうにないです（笑）
過去一お気に入りドラマに出会えました🎥✨