トイレの不思議
トイレのペーパーホルダーに水滴がついている。結構沢山。因みにペーパーにも…。使おうと思って引き出すと、点々が繰り返される。何故?
トイレの個室で手が濡れる原因は何だろう?職場のこのトイレは、水を流すとタンクの蛇口から水が出て、手洗いにもなるタイプではない。タンクに蛇口は付いていないし、手洗い場は個室を出たら立派なのが三つもある。
眼鏡やタオルが、トイレの後ろにある10センチ幅くらいの棚に時々忘れられている。眼鏡…外したくなる気持ちはちょっとわかる。私も時々家のトイレで外すから。解放されたい…のだと思う。唯、職場ではやらない。基本トイレに行く前に外すからだが、もし、外すのを忘れてそのまま行ってしまっても、その時は外さない。職場なので、開放感が自宅のそれほどないのだと思う。あくまで私の見解だが…。
ペーパーホルダーの水滴も、眼鏡やタオルの忘れ物も、大体察しはついている。恐らく同じ人の仕業だ。眼鏡に関しては声を掛ける。
「トイレに眼鏡、忘れてませんか?」
タオルの時も声を掛けた。
「トイレにタオル、忘れてませんか?」
毎回決まったブランドものなので、特定できるのである。
しかし手、何処で洗ってる?個室から出て、手を洗って、『あれ?タオルない!デスクに忘れてきた?』と思ってぱたぱた振りながらそのまま帰ってしまうのだろうか?
持って来て個室の棚に置いたことは忘れ、『いやいや、ちゃんと持ってきたはず』と思い返して個室に戻りはしないのだろうか?
で、ペーパーホルダーの水滴って…?
眼鏡のことも、タオルのことも、ちゃんとその人に訊けるのに、ペーパーホルダーの水滴に関しては何だか訊けない。訊けないから余計、気になって仕方がない今日この頃である。