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店頭陳列「可視化」までの3ステップ

こんにちは。ハンクラ事務局です。
この記事では、チェーンオペレーションを実行されている企業において、売上や利益の最大化に日々尽力されている皆さまにむけてお役立ち情報をお届けしています。

ちゃんと店舗に陳列されているか?を可視化したい

普段お会いするバイヤーの皆さまから、この↑ようなお話をよく伺います。

たとえば、

「対象SKUを新商品コーナーに陳列してください」
「エンドに5フェイス以上陳列してください」
「定番棚上段にトップボード、商品付近にサイネージを設置してください」

といったような指示を店舗に発信してから数日後、ふらっと店舗を訪れてみると…

「違うSKUが、違う棚に陳列されている」
「トップボードが商品で隠れてしまっていて全然目立たない」
「そもそもバックヤードに眠ったまま…」 

なんて経験ございませんか?

せっかく調達した商品ですから、ちゃんと店頭に陳列して欲しい、でも実態はなかなかうまくいかない。だから可視化したい、ということなんですね。

さて、ひとことに「可視化」といっても、いろいろな考え方があるかと思いますが、いったいどのような観点があるのでしょうか。

私たちは、本部から店舗に向けて指示が発信された際に、店舗がとるリアクションを以下の3つのステップに分けて整理してみることをおすすめしています。

ステップ1 「本部指示に反応」しているか?
ステップ2 「正確に実行」しているか?
ステップ3 「早く実行」しているか?

構造化すると以下のような階段状のイメージです。

それぞれもう少し詳しく紐解いてみましょう。

ステップ1 「本部指示に反応」しているか?

社内イントラの掲示板、メール、チャットなどを活用して店舗に向けて指示を通達し、この通達に対して何かしらの反応を示してくれる店舗の割合を可視化しよう、という意味です。
いったん正確さやスピードは問わない、ただ、条件反射的にとにかく通達をキャッチしてくれる店舗の割合を高めたい、要はまずは指示を配信するためのしかりとした土台をつくろうという着眼点です。
その際に使用する指標として、私たちはこれを「応答率」と呼んでいます。

ステップ2 「正確に実行」しているか?

ステップ1で配信のための土台をつくったら、次は正確さを追い求めていきます。
これは、冒頭で触れたような「対象SKUを新商品コーナーに陳列してください」「定番棚上段にトップボード、商品付近にサイネージを設置してください」といった詳細な指示を正確に実行している割合を可視化しよう、という意味です。
ご存知の通り、ただ単に無造作に陳列しただけでは、売上向上の効果も半減してしまいます。
バイヤーの皆さまが意図している通りに実現してくれた割合を把握する指標として、私たちは「店頭実現率」と呼びます。

ステップ3 「早く実行」しているか?

そして最後に、スピードを追求します。
早く陳列すると、そのぶんお客さまの目に留まる期間も長くなる、そうなると当然売上向上のチャンスも増える。
このシンプルな考え方に基づいて、正確かつ早く陳列しよう、それに要した時間を計測し可視化する、そして更には、店舗ごとに詳細に記録して「早い店舗」と「遅い店舗」の比較さえも可視化する、そんな取り組みのことを指しています。
この指標を私たちは「リードタイム」と呼びます。

これらの3ステップを可視化するためのツールとして、私たちはハンクラを提供しています。


特にステップ2「店頭実現率」と、ステップ3「リードタイム」の可視化に強みをもっていて、バイヤーの皆さまや本部スタッフの皆さまによる集計のご負担を可能な限り減らすための工夫も織り込んでいます。

このハンクラを使って、これまで見えていなかった店頭陳列に関するさまざまなデータを可視化し、日々バイヤーの皆さまとともにに売上向上に向けたディスカッションを行っています。

そこで得られた知見や気づきを発信していきたいと思っています。
次の記事でまたお会いできることを楽しみにしております!最後までご覧いただき誠にありがとうございました!


実行力向上支援クラウドサービス ハンクラ
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