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丹波立杭焼・最終回
こんにちは。
丹波立杭焼のお話、最終回です。
冒頭の写真は、
工房内を見学している皆様が見守る中、
作業が終わった直後のカップ。
茶色い化粧を施した後、白い化粧土を
細くちゅるちゅる~と装飾したものです。
細く出したままのと、
筋で白化粧を引っ張ってあるのと、
どちらもやり直しがきかないから
面白いし、緊張感が出ます。
上に施す化粧土の下に掛ける下の化粧も、
生地(粘土)の乾燥具合を見定めて
掛けないと、生地に水分が多かったり、
化粧も水分が多いと
崩れてしまったりするので、削った後から、
スリップウェアの勝負は始まっています。
いや、、丁度いい厚みにする所から
勝負は始まっているか・・?
いや、水挽きからか・・?
と、すべての条件が合致して初めて
素晴らしい作品へと仕上がるので
気が抜けませんね~。
ええ、私。。沢山、
水挽き(みずびき・ロクロで成型する事)
をして、削っているのですが
未だ連敗中です。
カップの立ち上がりの部分の作り方が
削りの形と合っていなくてね・・。
残せないのです。
明日、もう一度水挽きします。
人気商品なので早くマスターして
世に出さなきゃなのですがね~。
焦ってもイイ物ができませんから。
頑張ります。
コーヒーゼリー食べて応援して?
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
作陶館ブログ