G20エネルギー移行大臣会合、共同声明まとまらず
7月22日、インド南部のゴア州でG20によるエネルギー移行大臣会合が開かれました。
G20にはアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、韓国、南アフリカ共和国、ロシア、サウジアラビア、トルコ、英国、米国の19ヶ国に加え、欧州連合(EU)が含まれます。
今回の会合では、エネルギー安全保障や脱炭素への取り組みについて意見が交わされましたが、欧米の先進国と途上国らとの間で意見に隔たりがあり、去年に続いて共同声明はまとまりませんでした。
近年、先進国の間では化石燃料からの脱却や再生可能エネルギーの導入拡大を積極的に進める動きが活発になっていますが、経済成長が続く途上国の中には火力発電に大きく依存している国もあります。
日本は先進国に属しているため、途上国の現状に目を向けることを忘れがちなため、こうした出来事は他国に目を向けるいい機会になりますね。
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