持つから身に付けるへ、、ウェアラブルデバイス時代(IOT2)
ウェアラブル(wearable)デバイスというのはメガネ型や腕時計型など、身につけて持ち歩くことができるほど小さいコンピュータのことです。
これはみなさんの持っているスマートフォンと違い、必要に応じて電源のON、OFFを切り替えるのではなく常時電源を入れたまま使用すると想定して作られているそうです。
また、スマホとの最も大きな違いとして、スマートフォンは手で持って操作しなければいけませんが、ウェアラブルデバイスにおいては体に身につけ、操作に関しても自分の音声で行うことができるため手がふさがらないという特徴があります。
この違いが生み出すメリットも様々あるのでいくつか挙げてきます。
地図案内アプリがさらにわかりやすくなる。
例えば今のスマホの地図アプリ。今現在でも十分使いやすいですが、なんだかんだ自分がどっちを向いてるかだとか僅かな座標のズレで自分の正確な位置がわからないなどあったりしませんか?
しかし、ウェアラブルデバイスにおける地図アプリは自分が進むべき道がメガネ型の端末を通してダイレクトに見ることができるのです。
また、そもそも目的地を示す際も音声によって行われる入力になり、さらに利用しやすくなりますね。
その瞬間をカメラに。
花火が弾ける瞬間など、一瞬しか捉えられないものをカメラに映すのって難しいですよね。スマホだとまずカメラのアプリを起動して、、、と、もたもたしてしまうとその瞬間は終わってしまいますし、動画にしてみたり、運良くいいタイミングで取れていてもスマホのカメラが見ている目線とと自分の目線は差異があるのでなんだか自分の見ているものと違う。という時があります。
しかし、ウェアラブル端末なら自分の目線にカメラがついてること、音声操作によってすぐに写真を取れる。
また、両手が塞がっていないのでスポーツをしている時に自分自身の視点をカメラで収めることができ、これまでにない臨場感にあふれる映像を取ることができます。
そのうちスポーツ番組や普段行けないところを詳解するドキュメンタリ番組なども一人称視点からの映像があったりするかもしれませんね。
企業からの使いみち
先ほどのカメラで挙げたように、個人的な利用の他に企業が利用することで社会に役立ったり、娯楽が増えたりもします。
例えば、火事になった時、消防士が救命活動を行う際効率よく放水を行うためのアシストや建物の情報を見れたり、他の隊員の見ている映像を端末を通してみて的確な指示をだせるようにできます。
接客業に関しても、これは実際に行われたことなのですが、ロンドン・ヒースロー空港で顧客の顔を認識して、名前をグーグルグラスに表示させ、リムジンの降車場やチェックインカウンターで顧客に接する際、一人一人の名前を呼べるようにしたそうです。さらにこれに加え、その顧客のフライト予定に合わせて、最新の搭乗予定時刻や、目的地の天候やイベント情報なども提供することで顧客との距離感を縮め、顧客をより満足させるサービスを提供することができたそうです。
以上、なんだか通販のような紹介になってしまいましたがとりあえずいくつか挙げてみました。
様々なメリットがあるにも関わらず現在まで普及にまで至っていませんでしたが近年、Apple WatchやiGlassの登場よって再度注目されるようになりました。
デザインからみてもかなりSFチックで、腕に装着したウェアラブル端末に、ぴぴっとやってその操作に応じた映像をウェアラブル端末のグラスで移したり、、個人的にかなりロマンのある世界です。やがてこれらが普及し、漫画で読んだような世界がやってくるのも時間の問題かもしれませんね。
この記事をきっかけにウェアラブルに興味を持っていただけると幸いです。
こちらはIOTの導入の記事となっております。よかったら是非こちらもよろしくお願いします。https://note.mu/hanru53/n/nba81601ac67a
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