宅建士試験で40点取って合格するための最も簡単な方法はこのライトノベル小説を読むことです 権利関係編1-42
「ほら、殺人事件が起きた時とかに、精神鑑定をやってその人が正常かどうか――刑事責任を問えるかどうかを判断しているのと同じ意味だろ? 」
「刑法では、そういうことね。民法では、自己の行為の結果を認識したり判断することのできる能力ってことよ。意思能力がない状態で為された法律行為は無効とされているわ。例えば、酩酊状態で為された契約は無効ということね」
「うん。確か、条文があったな」
民法
第二節 意思能力
第三条の二 法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったと