【Noita】呪文からエネルギーへ(StP)と極度集中ライトのシナジーについて【About synergy of Spells to Power(StP) & Intense concentrated light】
色々複雑っぽいので、個人的なメモとして……。
前提条件(Prerequisite)
あくまで、他の手札が無い時の手段の1つとしての紹介です。
正直、これより効率が良かったり火力が出たりする構成は多々あります。
呪文からエネルギーへ(StP)について(About Spells to Power)
細かい仕様や色々な拡張性については割愛します。
今回の記事ではあくまで、「付与された魔法以外の自分の魔法を消去」「消去した魔法の放射物ダメージと爆発ダメージをそれぞれ合計して、付与した魔法に加算」する調整盤として運用します。
当てづらい呪文などのダメージを、弾が複数出る呪文に移し替える事で火力を出す事が出来ると考えてください。
これ以降は呪文名が長いので、英語名を略したStPと呼称します。
爆発設定の無い放射物と放射物のデフォルト設定
放射物の中には爆発の設定がそもそも存在しないものがありますが、これらの呪文をStPで吸収する場合、代わりにデフォルト設定を読み込むという特徴があります。
このデフォルト設定の特筆すべき点は以下の通りです。
ダメージ(damage):125 (Noita:43.75)
爆破範囲(radius):20
爆発範囲への生成物質(materials generated in explosion):炎(fire)
地形に対する破壊力(ray energy):20000
破壊可能な物質の最大硬度(max durability to destroy):10
詳しいデフォルト設定については以下の記事を見てください。
→ 一部のデフォルト共通設定を持つスペルについて
極度集中ライトについて(About Intense concentrated light)
杖のような見た目の根本部分(megalaser)と発射される5発の弾部分(megalaser_beam)が存在して、それぞれが別の性質を持っている為に分けて書きます。
根本部分(megalaser)
ダメージ(damage):125
寿命(lifetime):32F
爆発設定無し(デフォルト値参照)
30F後に弾部分(megalaser_beam)を5発発射する。
この部分に当たり判定は無い。
弾部分(megalaser_beam)
自傷(friendly-fire of projectile):無し(None)
爆発自傷(friendly-fire of explosion):無し(None)
ダメージ(damage):25
寿命(lifetime):180F
バウンド(bounces):10
爆発設定
ダメージ(damage):5.5 (Noita:1.925)
ゴア値(gore):8
爆破範囲(radius):3
爆発範囲への生成物質(materials generated in explosion):魔法の液体(magical liquid)
・物質の生成率(cell creation probability):15
液体除去力(hole destroy liquid):0
地形に対する破壊力(ray energy):100000
破壊可能な物質の最大硬度(max durability to destroy):10
何らかの原因で未発射のままの場合、250F後に消滅する。
また、セーフティとして360F後にも消滅する処理がある。
構成の仕組み(How it works)
目的(Objective)
極度集中ライト(Intense concentrated light)の根本部分(megalaser)をStPによって吸収します。
根本部分(megalaser)をStPで吸収すると、放射物ダメージ125と爆発ダメージ125の合計250ダメージが補正として乗る為、枠数の割に火力が出る計算になります。
※StPの補正値として、極度集中ライト(Intense concentrated light)の放射物ダメージ125+爆発ダメージ125、タイマー付きのスパークボルト(Spark bolt with timer)の放射物ダメージ3を合わせた253ダメージが、トリプリケイトボルト(Triplicate bolt)の放射物ダメージ4.625ダメージに加わり、(4.625+125+125+3)=254.625ダメージの放射物が3発出ています。
注意点(Important point)
根本部分(megalaser)は32Fしか寿命が無いため、それより前にStPで吸収する必要があります。
タイマー呪文を使う場合は、タイマー呪文毎に発射されるまでのフレーム数が違う為(参考:トリガー系魔法についてのメモ)、使う呪文には注意が必要です。
例を挙げると、タイマー付きのスピッターボルト(Spitter bolt with timer)は40F後にタイマーの中身を発射するため、そのままだと組み合わせることはできません。
幸い、根本部分(megalaser)にも寿命を変更する調整盤が適用されるため、寿命を延ばす調整盤(参考:魔法の寿命変更に関するメモ)によって寿命を延ばすことが出来れば、問題を解決できる場合もあります。
根本部分(megalaser)を吸収した後に、発射されなかった弾部分(megalaser_beam)が見えない状態でその場に残りますが、これらは自身らに付与された250F、もしくは360Fの強制寿命によってその場で爆発を起こします。
この爆発は強制的な寿命によるものなので、本来は自傷しない弾部分(megalaser_beam)の爆発でも自傷が起きる為注意が必要になります。
ただし、上記の通り爆発範囲3かつNoitaへのダメージは2弱程度なため、無視可能な程度とも言えます。
拡張性(Expansion plan)
上記の通り、根本部分(megalaser)の寿命を延ばした場合、32F以降は弾部分(megalaser_beam)と同時に場に存在することになります。
そのタイミングでStPの効果が適用された場合、根本部分(megalaser)と弾部分(megalaser_beam)の両方を吸収することができます。
その場合は根本部分(megalaser)の放射物ダメージ125、爆発ダメージ125、弾部分(megalaser_beam)5発の放射物ダメージ25、爆発ダメージ5.5が全て吸収できるため、合計で(125+125)+((25+5.5)*5)の402.5ダメージの補正になります。
ダメージプラス(Damage Plus)等の補正値も根本部分(megalaser)と弾部分(megalaser_beam)の両方に乗る為6倍の効率になり、非常に爆発力があります。
中々に組むのは難しいですが、一考の価値があるかと……。