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【Noita】初心者向けトリガー呪文の使い方【How to use trigger spells for beginners】

分裂トリガーの動画にそもそもトリガー呪文の使い方が分からないというコメントがあったので、基礎的な記事もあればいいかなと思って書きました。





端的な答え(Straightforward answer)

とりあえず強いトリガー構成

こうやっておけば基本的に強い形です。
後は杖の詠唱遅延やリチャージ、マナ関係が強ければ言う事なしになります。
本当に使い方が分からない時は、上の形を真似してみて、それからこの後の解説読みながら付け替えて弄ってみると良いかもしれません。



何故トリガー呪文は強いのか(Why are trigger spells so strong?)

トリガー呪文の代表格にして、実質最高とされるトリガースパークボルト

基本的に、シャッフルいいえ、詠唱数1の杖でトリガー付きのスパークボルト(Spark bolt with trigger)を使う事を想定します。

基本は右隣の呪文を内蔵して発射されると考えてよい

トリガーの基本の効果は、トリガー呪文が敵か壁に当たった時に、右隣の呪文を発射するという効果になります。


①.敵に当てづらい呪文を当てる事ができる

Noitaの呪文で最も癖が無く飛ぶのはスパークボルトと言えます。
トリガースパークボルトはそんなスパークボルトと同じ挙動で先端から別の呪文を発射できます。
つまりは、全ての呪文をスパークボルトのように扱う事が出来るに等しいのです。

例を挙げますと

そのままだと手元から地形掘削に使う呪文

発掘ボルト(Digging bolt)はそのままだと手元で一瞬弾けるだけの呪文ですが、トリガー呪文に入れれば敵に当てる事が出来ます。
そうやって運用した場合は、0マナ8ダメージという高コスパ攻撃手段になります。

他にも

初期呪文の1つ

威力自体は高めだが、寿命が短く拡散が大きいためインファイトを強いられるスピッターボルト(Spitter bolt)なども、射程や拡散の弱点を補う事が出来ます。

低階層でよく見かける呪文だと、この辺りが該当する

加えて、これらは放射物だけではなく、調整盤等にも当てはまります。

0マナで8ダメージ追加という高コスパの代わりに、手元だと発射方向が固定されて使いづらくなる

水平軌道(Horizontal path)は手元から使うと放射物が横にしか飛ばなくなりますが、マナ消費なしで攻撃力を上げる効果を持ちます。
これもまたトリガーの中に入れてしまえばデメリットを帳消しにして、攻撃力増加だけを得られます。

トリガーには水平効果は乗らないので、当てやすくて消費も少なく火力も高い構築となる

Noitaには「軌道を変にする代わりにノーコストで威力を上げる」調整盤が多くあるため、活用できれば強い杖を組みやすくなります。

付けると火力上がるけど飛び方がおかしくなるシリーズ

調整盤だけでなく、マルチキャストも同様です。

基本的に2倍呪文の下位互換

スキャター呪文系はおおよそマナ消費と引き換えに拡散が増えています。
手元から使うと精度が落ちるのが致命的ですが、トリガーなら無視できます。

トリガーでまとめて発射する事で手元からだとバラける構成も安心

拡散の無いn倍呪文が手に入れられない時に、呪文をまとめて発射する構成をしたい時は、お世話になると思います。

編隊系のマルチキャストも、トリガーならいくらか癖の強さを無視できる

②.詠唱遅延を無視できる

単刀直入に言うと、トリガーの中に入れた呪文は詠唱遅延が無視されるという特徴があります。
例を挙げますと

序盤のお供、詠唱遅延は45Fとかなり長い

チェーンボルト(Chain bolt)は詠唱遅延がかなり長く、杖の詠唱遅延と合わせると1秒弱の遅延が起こることもザラです。
しかしトリガーと合わせる事で

詠唱遅延抜きにしても射程的に有効な組み合わせ

上図の組み合わせだと、トリガースパークボルトの詠唱遅延のみが杖の遅延に計上されて、チェーンボルトの遅延は無視される形になり、マナ消費等を抜きにすればそこそこのテンポでチェーンボルトを撃つことが可能になります。

また、複数の呪文を束ねた場合、詠唱遅延も合算される事から、詠唱遅延がある呪文の場合は大抵トリガーに入れた方がお得になります。

この状態だと、杖の詠唱遅延とスパークボルト3枚分の詠唱遅延が合算される
この状態だと、杖の詠唱遅延とトリガースパークボルト1枚分の詠唱遅延で済む

詠唱遅延を削減する手段は他にもありますが、覚えておいて損はない点になります。

序盤で手に入る詠唱遅延が増える自傷無し呪文はこんなラインナップ纏めて発射する分にはトリガーに合わせるのがオススメになる

加えて、調整盤も同様に詠唱遅延を無視できる点が有効な場合もあります。

ヘビーショットは射程の関係もあってトリガーとの相性がとても良い

③.①②から大体の呪文と相性が良い

①と②で色々な呪文が相性が良い事を説明しましたが、もう一度並べてみます。

射程が短い放射物
飛び方がおかしくなる調整盤
癖の強いマルチキャスト
詠唱遅延の増える放射物
詠唱遅延の増える調整盤

これらがトリガーと相性が良いという事になりますが、序盤で見かける呪文もかなり含まれているのがお分かりでしょうか。
つまり、同じく序盤で手に入るトリガーと合わせて、クリアできる手札の形に持っていきやすくなるという事です。
という事は、トリガー呪文があるだけでクリアできる杖に一気に近づくという事です。

トリガーを運用できるという事は、それだけで勝てる杖を組みやすくなるのです。



結論(Conclusion)

この程度のトリガー構成の杖でもノーマルクリアは狙える

トリガー構成は簡単に組める割に強い杖に仕上がるので、覚えておくとNoita攻略が捗ります。
苦手意識を持たずに使っていくと、Noitaの杖構築が楽しくなるとも思うので、Noitaが全然クリアできない!って人にこそ知ってもらいたいです。



おまけ(Bonus)

代表的なトリガー呪文(+タイマー呪文+デストリガー呪文)を紹介しておきます。
一覧はこっちの記事に載せてます。


トリガー付きのスパークボルト(Spark bolt with trigger)

一番ポピュラーにして最高

上にも書いてますが、基本はこいつがトリガー構成の基点です。
あまり手に入らないという事はないですが、稀にそういう時もあるので、そういう時は泣きながら代替案を考えるかトリガー構成を諦めるかします。


タイマー付きのスピッターボルト(Spitter bolt with timer)

これも割とポピュラーで使いやすい

トリガーとタイマーの違いはあれど、大体同じように使える呪文です。
スピードアップを組み合わせるとトリガースパークボルトよりも使いやすく感じるときもあります。
後は、シールド持ちにはこっちの方が有利かもしれません。


タイマー付きのスパークボルト(Spark bolt with timer)

中身を出すのが早くて射程が短い

タイマーの方のスパークボルトはかなり中身を出すのが早いため、同じスパークボルトでも使い勝手はかなり変わります。
遠くの敵に当てたい場合は、タイマースパークボルトからタイマースパークボルトを発射する2連結みたいな工夫が必要になるため、どっちかというと扱いやすさは上の2種に劣ると思います。


トリガー付きのバブルスパーク(Bubble spark with trigger)

地味に消費マナが多い

バブルスパークはそのままだとトリガーに向かないので、何らかの補助が欲しくなります。
詠唱遅延が減らせるので連射が出来るときは気持ちが良いトリガー構成を組めたりしますが、上3つよりも消費マナが多いので構築難度は高めです。


空の卵の召喚(Summon hollow egg)

癖強い呪文

デストリガー呪文代表の空の卵です。
かなり癖が強いため色々専用コンボがあったりしますが、一応単純に中に呪文を入れてトリガーとして運用する事もできます。
詠唱遅延をかなり下げてくれるので連射しやすいですが、マナ消費も重いのが難点です。


トリガー付きの魔法の矢(Magic arrow with trigger)

悲しい事にトリガースパークボルトの代用品扱いが多い

マナ消費が多く、弾速が遅く、反動が増え、拡散が増えたトリガー付きスパークボルトといった感じの呪文です。
トリガースパークボルトが手に入らない時に手に入ると嬉しくなりますが、トリガー付きスパークボルトが手に入ると真っ先に解雇されてしまう悲しき存在でもあります。


タイマー付きのエネルギー球体(Energy sphere with timer)

とにかくマナが重いので、使う理由をしっかり考えたい

明らかに連射向けではないタイマー呪文です。
色々と仕様上強い面もあるので弱くはないのですが、使いどころは限られてきます。



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