なつのおわりにあなたへ
夏の終りに
苦しい思いをして辛い場所に留まって
命を傷つけるくらいなら逃げていい
嵐の中に立ち尽くして
傷つくくらいなら嵐が過ぎ去るのを待っていていい
信じていた友人を信じられなくなったり
友人が傷つくのを見ていられなかったり
家族に信じてもらえなかったり
家族を苦しめてしまったり
そう思ってしまった自分を許せなかった
自分を許せなくて傷つけて
消えてしまいたくなる
そうして
自分の思いを理解してもらえないことは、
この先もあるかもしれない、いいや
これからもきっとあると思う。
でも、そうしたときに、自分の今いる場所から
少しだけ下がって、遠く視野を広くしてみてほしい
今あなたが見ている世界は、世界の全てではない
今あなたの周りにいる人が世界の全てではない
世界から置いてきぼりに思って
世界を拒絶してしまっても
苦しい思いをして辛い場所に留まって
命を傷つけるくらいなら逃げていい
今の場所が合わなくても
私たちがこうして生きていられるように、
あなたにも必ず場所が見つかる
私たちは信じている。
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