【サイト紹介】お題限定の小説投稿サイト「monogatary.com(モノガタリードットコム)」
自分の書いた小説を小説投稿サイトに投稿しようとしたとき、どこへ投稿すればいいのか悩むことはありませんか。
今回の記事では、お題限定の小説投稿サイト「monogatary.com(モノガタリードットコム)」の紹介と、向いている人、向いていない人について解説します。
小説を書くことに興味を持ち、どこかへ投稿してみたいな、と考えている方の参考になれば嬉しいです。
monogatary.comとは
まず、そもそもmonogatary.comとはどんな投稿サイトかを解説します。
概要
小説投稿サイト「monogatary.com」は、毎日更新されるお題に対して小説を投稿する物語投稿サイトです。小説投稿でなく物語投稿なのは、小説だけでなく、俳句やエッセイと言った幅広いジャンルを扱っているからです。
「みんなで遊べるストーリーエンタテイメントプラットフォーム」をコンセプトに、2017年10月に開設されています。
2023年11月現在、Web版が存在します。
Web版
運営会社
monogatary.comは、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントにより運営されています。
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは、ソニーグループ株式会社の100%子会社であり、タレントやクリエイターの育成事業、デジタルコンテンツ事業、新たなエンタテイメントビジネスの創出など、多角的に事業を展開しています。
特徴
monogatary.comには、以下の特徴があります。
投稿する作品は提示されるお題に限定
俳優や小説家とコラボした豪華なコンテスト
読み書きのモチベーションが上がる経験値・レベルシステム
monogatary.comが向いている人
次に、monogatary.comへの小説投稿が向いている人を解説します。
小説のお題が欲しい人
monogatary.comは、小説のお題が欲しい人に向いています。
多くの小説投稿サイトは、小説を投稿するためのプラットフォームを提供するのみで、用意されているとすればジャンルの選択肢のみです。そのため、何の小説を書くかについては作者が考える必要があります。
対し、monogatary.comは毎日お題が提示されるので、テーマに悩まず書くことができます。また、他の作者も同じテーマの小説を投稿するため、自分では思いつかない角度からテーマを展開する作品に出会い、刺激をもらうこともできます。
テーマを考えるのが苦手だったり、一つのテーマに対する多角的なアプローチを磨きたい人にはお勧めです。
著名人とコラボしたコンテストに挑みたい人
monogatary.comは、著名人とコラボしたコンテストに挑みたい人にお勧めです。
多くの小説投稿サイトは、コンテストの賞品が賞金や書籍化だったり、コンテスト運営者により審査が行われるのが一般的です。
対し、monogatary.comでは、コンテストの賞品が俳優によるオーディオドラマ化だったり、審査員に芥川賞作家が加わったりと、他の小説投稿サイトでは見られないソニーグループならではの豪華さがあります。
例えば、2023年に開催されたモノコン2023では、審査員に芥川作賞家の金原ひとみさんが加わっています。
また、コンテストの大賞受賞者と、コラボしたヴァイオリニスト宮本笑里さんとの対談が行われたりもしました。
書籍化だけでは物足りない、豪かなコラボをしてみたいという人にはお勧めです。
公式から作品を紹介されたい人
monogatary.comは、公式から自分の作品を紹介されたい人に向いています。
多くの小説投稿サイトは、PVやコメント数に基づいたアルゴリズムで、お勧めの作品を機械的に表示します。結果、固定ファンを持つ古参の作者の作品や、新規の作者の作品ばかりがピックアップされ、目に留まりやすくなりがちです。
対し、monogatary.comではスタッフが作品を読み、スタッフコメント付きの作品紹介が公式Xアカウントに投稿されます。機械的でない分、誰でもピックアップされる可能性があります。
また、monogatary.comの多くのユーザーはmonogatary.comの公式Xアカウントをフォローしているため、投稿からの読者が流れてくることも期待できます。
運営スタッフからのコメントが欲しい人や、数字にとらわれない面白い作品を見つけたい人にはお勧めです。
monogatary.comが向いていない人
最後に、monogatary.comへの小説投稿が向いていない人を解説します。
自由なテーマで書きたい人
monogatary.comは、自由なテーマで書きたい人には向いていません。
monogatary.comは、提示されるお題に沿った作品を投稿することが前提の小説投稿サイトです。そのため、衝動的に書いた小説を投稿したい人や、自分でテーマを考えたい人には向きません。
数十話におよぶ長編を書きたい人
monogatary.comは、数十話におよぶ長編を書きたい人には向いていません。
繰り返しますが、monogatary.comは、提示されるお題に沿った作品を投稿することが前提の小説投稿サイトです。毎日お題が変わっていくため、数か月、数年かけて完結するような大長編の投稿先としては向きません。
過去のお題で小説を書くことも可能なので長編を書けないことはないのですが、日替わりでお題が更新されるmonogatary.comの特徴を活かせないため、別サイトを検討したほうが良いです。
PVが見たい人
monogatary.comは、PV数が見たい人には向いていません。
monogatary.comは、絵文字によるリアクションやコメントによって読者からのフィードバックを受けることができますが、PVや離脱率といった数値情報を見ることができません。そのため、数値情報を使って作品を分析したい人には向きません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の記事では、小説投稿サイト「monogatary.com」の概要とその特徴について説明しました。
小説を書くことに興味を持ち、どこかへ投稿してみたいな、と考えている方に少しでも役立てば幸いです。
また、小説投稿サイトは実際に投稿してみてこそ良さが分かるものなので、少しでもmonogatary.comに興味を持った方は、是非一度投稿してみてください。
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