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私の神様をみせるよ
最近ではもう、「大森靖子」という文字列を見るだけで、崇めたくなる病にかかってしまっている。
靖子ちゃんに出会ったのは、高校生の頃だと思う、たぶんYouTubeかなんかで、おすすめかなんかで流れてきて、思い出せない、やばい、全然思い出せない。好きなのに。いつの間にかずっと前から好きだった。好きとかいうレベルじゃない、私の人生(笑)を司り、導く人になっていた。
最初はよく分かってなかった。ミーハーになりたくなくて、みんなと同じものを好きだと言えない人間だったから、大森靖子のネームに惹かれたのかもしれない。
「私みんなとはちょっと違うのが好きなんです」「そんな私が好きなんです」
好きだと言いながら、狂ってんな、と思ったことも、ひいたことも、正直何度もあった。ファンといきなりディープキスかましたり、ギターを時に武器のように扱う彼女の行動、奇行..が衝撃的だったし、強くて、とても自分には真似出来ないし、しちゃいけない人間に見えた。理解の範疇を超えるというのはこういうことを言うんだと思う。今もよく分からん!!!でも、分かったつもりで聴くのが1番靖子ちゃんに失礼だし、よく知りもしないで、メンヘラだとか、キチガイだとか言う人間に心底腹が立ったし、そんな人間には1ミリたりとも聴かせたくない、聴かずに死んでくれと思ってる。
とはいいつつ、最近靖子ちゃんの文章や、話や、歌を聴きながら、「?」ってなることがかなり減った。むしろ、よく分かる、手に取るように分かる、世の中にこんなに自分の中に腑に落ちる文章を書く人はおらんのじゃないかと思う。それは、私の思考が昔より靖子ちゃんに寄ってきたのか、単純に23年も生きとんやけんわかっとって当たり前なのか、靖子ちゃんが社会に擬態しようとしてくれてるからなのか、分からんけれど。
こんな先も見えない毎日だから、私は靖子ちゃんを私の神様にして、曲を聴きながら生き方みたいなのを模索していく。理論とかそういうのは後づけで十分だから、もやっとした何かを、答えがわからなくなった時に、探したくなった時に、靖子ちゃんの言葉と歌が、ぱちっと響いて、なんかスッキリするってのを死ぬまで繰り返して幸せな時間を過ごしたい。
私の事好きだっていう人が居たとしたら、私の形成要素には確実に大森靖子という人物が居るから、もし靖子ちゃんの音楽を好きじゃなかったとしても、間接的に靖子ちゃんを取り込んでてエロいな。
靖子ちゃんにたどり着ける時代に生まれてよかったし、見つけた高校生の私天才!!!ありがとう!!!