見出し画像

作り上げたものをぶんぶんぶつけ合うパートナーになりたい。

恋人がいます。それはそれは変わった人で、私の今までのちっぽけな恋愛体験ではとてもじゃないけど型にはめられない人です。

そもそもこの人と恋愛をしているという感覚は、正直出会った時からあんまりなくて。いやそりゃめちゃ滅茶に好きなんですけど、どれぐらい好きかというと、尊すぎて産めます。言語化不可能なので、あまりいい例えが浮かびませんが。

今までのそれとは明らかに違う体験を毎日している感覚...スリリングでハッピーです。私はホラー映画とか、ジェットコースターとか、自ら己に恐怖を与えるものが苦手というか、なんでそんなことをするのかが理解できないんですが、それは毎日がお化け屋敷を通過するジェットコースター並のスリルがあるからなんでしょうか?

そんなことはどうでもよくて、私の恋人は私が「憧れてたけどそんな勇気はでなかった生き方」を易々と一人でおこなう人です。

そこそこの大学をでて、安定した職について、毎日8時間働いて、上司がいて部下がいて、という「ここ通っときゃ安全ルート」を自ら踏み外して、尚且つちゃんと踏み外した先のことも考えてる人間、私の周りには居ませんでした。家族も友人も私自身も。

「自由でいいね」なんてみんな言うけど、実際できないでしょ?だって、怖いもん。リスクが伴うもん。お金だって安定して入ってくる保証はないし、何かミスをしたら誰も守ってくれないし、命取り。女の子だってみんな「お堅い仕事」の男が好きだし、好きなことだけして生きていくって、めちゃめちゃ難しいし、勇気のいる決断だと思うんです。

例えば歌手になりたい!って思ったとして、何年経ったって、デビューもできないのに、まだ諦められない...みたいな人だったら、きっと好きにはならなかったでしょう。
でも彼は、歌手になりたかったとして、なぜ歌手になりたいのか、歌が好きだから、歌が好きなら歌手じゃなくたって、歌を仕事にする手段はたくさんあるんじゃないかって考えることができる人です。それは歌を仕事にする、好きを仕事にする、ということから1ミリもズレてない。そんな考えに自分で到れる感性にずっきゅんしたわけです。

幸い私は、好きな人に「俺が一生守るから」なんて言われたら気絶して百年の恋も冷めてしまうぐらい、守られたい願望も、養われたい願望もゼロの人間だったので、お互いに損せずに一緒に居れるのでしょう。

私は私の才能をフルに活かして自分の人生をより良くしたい。人に人生を預けるような馬鹿な真似はしたくない。私も自分の力を侮りたくないから、毎日刺激を与えてくれる人とこの先も暮らしていきたい。

毎日彼のTwitterや、YouTubeを観てるのはネトスト、、、もあるんですけど、単純に刺激になるから。お互いの仕事の分野は全く違うけど、それがどれだけすごいのか、専門的には‪‪分からないけど、とにかく夢中になって何かに向かう様子に、負けてらんねぇな、と思うわけです。向こうは知らないですけどね。

ハチミツとクローバーって漫画が大好きなんですが、何巻だったかな、はぐちゃんと森田が、自分の作品とか賞を見せつけ合うシーンがあるんです。あのイメージ。私も毎日恋人にドヤって成果をぶつけていけるように、そしてお互いが成長していけるように生きていきたい。恋ではなく愛でしょうこりゃ間違いなく。

恋人へ。いいこと沢山書いてるから読んで泣いてね。



いいなと思ったら応援しよう!