歯科矯正35週目‐3
今日は映画を見に行きました。これ↓です。
以下ネタバレ含みま~~~~~~~~~~す。
まず、あまり怖くなかった。びっくり、グロ要素はほぼ無し。
最近のホラーのテイストからは若干外れているような気味悪い系のホラー。これは誉め言葉です。
邦画特有のくそつまらない人間ドラマがなかったのが良かった。
話はかなりとんとん拍子に進みます。普通こういうのってニ、三人死んでから「心霊のせいだっ」てなると思うんだけど、一人目から「心霊のせいだっ」ってなってたのがちょっと面白かった。君たち、物分かりいいねって思った。
終始独特の雰囲気。起承転結の起と承がくっ付いている感じがした。かなり唐突に始まります。
死人も少ないのが以外だった。みんな意味深な感じで姿消していって(プリ機に一人ずつ吸い込まれていくところ、シュールで面白かったね)「死体は写らないのかな~~~?」「最近はそういう表現に厳しいのかな~~~~?」って疑ってたけど、単純に死んでないだけだった。死んでないんかいっ!
死んだのって結局冒頭のギャルとお母さんと主人公の三人だけだよね?
最後良かったねえ。上げて落とすところ。後味悪~~~~~~~。
どこが一番怖かったかといえば、さなちゃんがお父さんとお母さんを使って自殺したところかなあ。これはホラーの恐怖でなくヒトコワだわ。ホラーの亡霊って、劇中でも言われてたけど、何かしら酷い目に遭わされて恨みを溜め込んでるパターンが多いけど、ただのガチサイコパスの亡霊って今までにないんじゃない?ある?
これでお父さんとお母さんが殺人犯にされちゃって、お腹の中にいた弟は養護施設に送られたんだよね。お父さんとお母さんが可哀想すぎる。これ逆にお父さんとお母さんが亡霊になるだろ。いや、お母さんは実際に亡霊になって娘の亡霊を連れて行ったのかな。
あんまちゃんと描かれてなかったけど、おばあちゃん殺したのもさなちゃんだよね?濡らした布で窒息死させたのかな?
子ガチャ失敗が極まってますね。何の原因もなくても、サイコパスは生まれてしまうのでしょう。悲しいことに。
総合的に、結構楽しめた。
びっくり、グロに頼らないホラーは新鮮。
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