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ハーバルセラピスト合格しました

先日、5月に受けた日本メディカルハーブ協会のハーバルセラピスト認定試験に合格しました。
昨年12月から講座を18回受け、メディカルハーブとメディカルアロマについて学び、資格を取得することができました。
今後、この資格が役立つかどうかはわかりませんが、何かに興味を持ち、それがひとつの形になったので嬉しいです。

私は人に「こうした方がいい」と言えるほど、試験勉強をしたわけではありませんが、今後受験する方のために少しはアドバイスができるかと思います。
私が試験に向けて行った事をご紹介します。


メディカルハーブの実物を見る


試験に出るメディカルハーブの実物を見ると、座学で勉強した内容がインプットしやすくなります。
ハーブティーもだいたい試しましたが、乾燥した茶葉を見ても、そのハーブの実物がどんなものなのかはよくわかりません。
実際に、メディカルハーブの植物そのものを見に行きました。

3月から5月にかけて、3か所のハーブガーデンに行きました。
テキストにハーブの写真が載っていますが、やっぱり実物を見ると違います。
記憶に残りやすく、何かと関連づけて頭に残ります。
時期が早すぎて、エキナセアやセントジョンズワートの花を見ることはできませんでしたが。

自分でも何種類かハーブを育てているので、「うちのセージにも、こんな効果があるのかぁ」と思いながらベランダを眺めているだけで、記憶に定着しやすくなります。


問題集を解く


『絶対合格!!  ハーバルセラピスト認定試験 対策問題集』を、3回解きました。この問題集はやっておいた方がいいと思います。
ですが、この問題集、誤字脱字が多い。
頭にくるくらい、本当に誤字脱字が多いので、気になるかもしれません。(2019年初版第1刷)

3回目を解いている時に、これは合格できるかな?と自分で思ったので、試験日を変更して早めに受験しました。


学名を早めに覚える


ハーバルセラピストの講座を受けている間、私には植物の学名を覚えるのは無理だと思っていました。
ハーブの名前と似ているものならわかりやすいですが、キンボポゴンだのラケモサだの、一体何!?って感じで。

私が受けた講座では、各論の説明の時に、学名の意味まで説明をしてくれたのは、たぶん2種類くらいでした。
意味のわからないラテン語を見ても、全然頭に入らなかったです。

自己流で読んでも間違っているかもしれないので、図書館で『ハーブ学名語源事典』を借りて、テキストに読み方と意味をメモしました。

100円ショップでかわいい葉っぱの絵柄のメッセージカードを買い、穴をあけて単語帳をつくりました。
その単語帳を使って、ハーブ30種、アロマ12種、全ての学名を覚えました。

学名をいったん覚えてしまうと、問題を解くのが確実に楽になった感覚がありました。

その他


最近の私は、恐ろしいくらいに集中力が続かない。
黙って本を見ていると、ぼーっとしてしまう。
最近あった嫌な事ばかり考えて、ひとりでイライラ。
問題集を解くときは机に向かいますが、単語帳を使って学名を覚えたり、公式テキストや自分がまとめたノートを読むときは、立っていました。
その方がボーッとしなくてすみます。(私だけかも。)

看護師資格を持っている私は、生化学や解剖生理学を勉強したことがあるので、そこは医療従事者ではない方と比べて、自分の強みだったと思います。
女性ホルモンやクエン酸回路、免疫などは、看護学生の一年生が習う内容です。
すっかり忘れている事もたくさんありましたが、講座を受けている時に「これ聞いたことある」と思うのと、初めて聞くのでは大きな違いがあると思います。

ハーブの各論と違って、そのへんの勉強は一見難しそうに見えると思います。
ですが、看護の事をまだ詳しく知らない一年生が習う内容だと考えると、むしろ「自分にもできる」と思えるのではないでしょうか。


たいしたアドバイスではありませんが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。

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