シェア
街は桜に彩られ ぼくはきみにふりまわされ 心地いいはずの春のそよ風は きみの手にかかれば嵐…
扉の向こうへ足どり軽く 春風があたたかく迎えるとき 今年もそう 桜の花が咲く 薄日でもまぶ…
青く澄んだ早春の空が 灰色の雲に染まったあの日 柔らかなその手のひらから 大切な宝物がすり…
心凍える日を越えて 淡いぬくもり風が吹く 悩ましい時に揺れたけど 空に柔らか雲が舞う そっ…
今日はきみが輝く日だったね 今にもそっと零れ落ちそうな 細くてやわらかなきみの命が 煌びや…
いつもよりも寒い冬 冷たい風は肌の奥まで染みわたる 強がりながら歩む僕 この街を進む足取り…