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飯能にいる外来種 No.92
みなさんこんにちは、飯能高校 探求部のたっちゃんです。
今日お話するのは飯能にいる外来種についてです。私は探求部だけでなく
環境科学部という部活にも所属しています。
この環境科学部では飯能に生息している外来種を調査しています。
まずこれを見てもらいたいと思います。
これらは飯能の「外来植物」と「有害鳥獣捕獲の実施について」です。
飯能は近くに山があるのでいろんな生き物がいます。蜘蛛からサルまで色々います。
私の先輩の話によると前に記事にした「ニコニコ池」で外来種である「クサガメ」という亀を捕まえたそうです。
飯能ではないのですが、私が住んでいる狭山市では「ハクビシン」という寄生虫が多くついていることで有名な動物がいました。意外にも身近にいるものなんですね。
皆さんは外来種と言われて何を思い浮かべますか。
例えば「アライグマ」や「ワニガメ」だったりいろんな種類がいます。
日本のある水路には熱帯魚である「オスカー」と「セルフィン・プレコ」という魚がたくさんいると聞きます。
すごいですね~。これでは日本の川がアマゾン川になってしまいます。
しかし、これはあまりよくないことです。もともと日本にいた在来種がいなくなってしまうかもしれないからです。
外来種が「もともといた肉食の生き物」の獲物を全部食べてしまったら「もともといたもの」たちはお腹ぺこぺこになって餓死してしまいます。
また「もともといたもの」たちを食べてしまう外来種もいます。例えば、
「野生のメダカ」がいなくなってしまいます。
それが故に某テレビ番組でやっているような池の水を全部抜いて外来種を捕まえるような企画があるのです。そうやって駆除しないと危ない所まで来ているということです。
私は駆除しないで捕まえたらそのまま飼いたいのですが、国の法律で規制されています。
例えば特定外来種である「ウシガエル」は生きたまま持ち歩くだけでも違法となるようです。
外来種の中には元々食用に持ち込まれたものもいます。そうに考えると人間って食欲旺盛ですね。
皆さんは外来種を殺すことについてどう思いますか?
私個人としては仕方がないと思います。捕まえたとしても、多頭飼育して結果飼い殺しをすることにもつながるからです。
皆さんの意見をコメントでお聞かせください。
では今日はここで終わりにしたいと思います。ではサヨナラー。
追伸
昔、父が若い頃に川に飛び込んだとき、目の前に国の特別天然記念物のオオサンショウウオがいたそうです。
その時は当たり前のようにびっくりしたそうです。ちなみに遊んでいた場所は東京のとある川だそうです。
今でもそこにまだ在来種は生息しているのでしょうか。
〜顧問のつぶやき〜
アメリカザリガニなどの外来種の取り扱いは現在どのようになっているのか調べてみました。
今年の6月からアカミミガメ・アメリカザリガニの規制が始まったそうです。
アメリカザリガニに関しては「条件付特定外来生物」に指定されています。
一般家庭等での飼養等や少数の相手への無償での譲渡し等については許可無しで行うことができます。
捕獲・飼育・無償譲渡はOKとあります。
条件付にした理由は以下のことが書かれていました。
アカミミガメ・アメリカザリガニとも飼育者がとても多い生きものであり、単に特定外来生物に指定して飼育等を禁止すると、手続きが面倒などの理由で野外へ放す飼育者が増えると予想され、かえって生態系等への被害を生じるおそれがあります。そのため、一部の規制を適用除外とする「条件付特定外来生物(通称)」に指定することとなりました。
確かにその通りかもしれません。
在来種の減少については外来種の影響、さらには環境問題などもあります。
引き続きたっちゃんには飯能にいる外来種(動物・植物も含めて)について、さらには在来種についても調査してもらいたいです。
そして状況改善のために何ができるのか探究部で考えられたらいいなぁと思います。