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僕が行った動物園(富士サファリパーク)第三弾(シロサイ)
みなさんこんばんは。飯能高校探究部員のたっちゃんです。
今回はシロサイについて記事にします。
白くないのにシロサイと呼ばれる動物
前回に続いて、富士サファリパークでのお話。今回はシロサイです。
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シロサイは全然白くないように見えます。なぜでしょうか。
静岡市立日本平動物園のサイトにはこう書かれています。
アフリカには2種類のサイがおり、一方は口が横に大きなサイ、もう一方は口先がとがったサイでした。現地の人は口が大きなサイのことを、“Widge Rhino(口の幅が広いサイ)”と呼んでいました。ある日、誰かが“Widge Rhino”を『White Rhino』と聞き間違え、 「一方が White(シロ)なら、もう一方は Black(クロ)にしよう。」こうして、この2種類のサイはそれぞれシロサイ、クロサイと呼ばれるようになった…という説が有力です。
シロサイはアフリカに住んでいる動物で
・ミナミシロサイ
・キタシロサイ
の二つの種類がいます。
ミナミシロサイは動物園にもいる種類なのですが、キタシロサイは世界でメス2頭しかいません。
オスは2018年に死んでしまっています。悲しいです。
ちなみにその死んだオスの名前は「スーダン」と言います。
そもそもサイの種類のほとんどが絶滅寸前なんです。
なぜこんなに絶滅寸前なのかというと、サイのツノ目当ての密猟が横行しているからです。
サイの角は薬になるといって狩られる場合があるようです。
アフリカの国立公園ではあらかじめサイのツノは切っているのだそうです。
ちなみにサイのツノはヒゲと同じケラチンでできています。。
富士サファリパークのサイは立派なツノを持っています。
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〜顧問のつぶやき〜
たっちゃんが今回はサイについて書いてくれました。
サイの角も漢方で使われているとは。
その名も犀角。
漢方のための密猟で思い出すのが、やはりたっちゃんが以前書いた記事に登場したアムールトラ。こちらも漢方薬である虎骨の原料としてアムールトラの骨が使われてきた歴史があります。
それにしてもトラの骨にサイの角に、よくそれが薬として利用できると考えたものです。
実際のところそれらのどういった成分が、どのくらいの効能を数値として持っているのか知りたくなりますね。