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2025年 初焙煎
探究部顧問のMr.Sです。
2025年初焙煎します。
1.生豆
⬜︎ 【デカフェ】【JAS認証】エチオピア グジ シャキッソ村 TADE GG農園 G3ナチュラル
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豆の名前にあるG3とは、豆の格付けを指します。
格付けは国や地域ごとに様々な基準でなされています。例えば、標高の高さや、豆の粒の大きさ等です。
エチオピアの場合は、欠点豆の数で格付けがされているようです。欠点豆とは、カビていたり、虫食いがあったり、小さすぎたりする豆のことです。
エチオピアのコーヒー豆は、主に「グレード(Grade)」によって品質が格付けされます。この格付けは、生豆の欠点数やカップの風味(カッピングスコア)に基づいています。主なポイントは以下の通りです:
1. グレード1(Grade 1): 欠点がほとんどなく、風味が非常に優れた最高品質の豆。スペシャルティコーヒーとして評価されます。
2. グレード2(Grade 2): 欠点が少なく、風味が良い高品質の豆。スペシャルティコーヒーに該当することが多いです。
3. グレード3~4(Grade 3–4): 欠点の数がやや多く、風味は良好だが、スペシャルティコーヒーの基準には達しないコマーシャルグレード。
4. グレード5以下(Grade 5–9): 欠点数が多く、品質が低め。日常的な用途や安価なブレンドに使用されます。
エチオピアの豆は地域ごとに風味が異なり、シダモやイルガチェフェなどの有名な生産地は特に高評価を受けています。
ナチュラルと書かれているのは、生産処理を指します。
コーヒーチェリーを摘んでから、生豆にするまでの処理の方法です。
コーヒーの生産処理方法には大きく分けて「ナチュラル」と「ウォッシュト」の2つがあります。それぞれの特徴を簡単に説明します。
1. ナチュラル(乾式)
コーヒーチェリーをそのまま天日干しして乾燥させる方法です。果肉がついた状態で乾燥させるため、豆に甘みやフルーティーな風味が強く出やすいのが特徴です。一方で、発酵のコントロールが難しいため品質のばらつきが出ることもあります。
2. ウォッシュト(湿式)
コーヒーチェリーの果肉を水を使って取り除いた後、発酵や洗浄を経て乾燥させる方法です。豆本来のクリーンで明るい酸味が引き立ち、すっきりとした味わいが特徴です。ナチュラルに比べて手間がかかりますが、品質が安定しやすいです。
⬜︎ エチオピア ジマ ゲラ農園 ウォッシュ
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比較すると、デカフェの方が豆が黒っぽいです。
2.デカフェについて
デカフェコーヒーとは、カフェインがほとんど含まれないコーヒーをいいます。
ところで、本来カフェインが含まれているコーヒーの生豆から、どのようにカフェインを取り除くのでしょうか。
カサドコーヒーの記事では、①ケミカルプロセス②ウォータープロセス③超臨界二酸化炭素抽出④そもそもカフェインが含まれていないコーヒーノキの栽培、の4種類に大別されています。
デカフェの生豆を販売する際に、カフェインの除去方法まで記載があるのか気になり、生豆を購入したサイトへ。
同じ生豆はありませんでしたが、別のデカフェ生豆があったので、商品説明欄を見てみると、次のような記載がありました。
デカフェ加工方法:ジャーマンウォータープロセス
カフェイン除去率:97.0%
今まであまり気にしたことはありませんでしたが、カフェインの除去方法について記載があるんですね。
カフェイン除去率97%とあります。
デカフェコーヒーとは
デカフェコーヒーとはカフェインレスコーヒーと同様にコーヒーのカフェインを 90 %以上取り除いたもの*と定義されています。
デカフェコーヒーはカフェイン除去率90%以上のものを言うようです。
3.おわりに
初焙煎を終え、コーヒーを飲みました。
とてもゆっくりした時間が流れました。
2025年も気楽に過ごしたいです。