【MTG】一つの指輪 アメリカとイギリスどっちから先に届くか?
指輪があなたを誘惑する
『指輪物語:中つ国の伝承』が発売というかプレリリース期間に先行発売された直後、一つの指輪の価格は3000~4000円で買えたかと思う。
それから数日後、なんやかんやでプレイヤーは一つの指輪の強力さに気づき誘惑され瞬く間に高騰し「6000円で買える?二倍やん買いたくね~」などと言っているうちに1万円を超えてしまった。なんならそのまま2万円弱にまで値上がっていたと思う。
「ははったかが指輪だろ」と一つの指輪を使わないと思っていた私も指輪の誘惑する出来事があった。
レガシー選手権で指輪MoMaなるデッキの登場である。
MoMaというデッキへのあこがれがどうしてもあるため購入を決意した。
日本で高いなら国外から買おう
「だけど1万5000円で4枚は流石に財布がきつい。海外なら指輪物語人気や世界に1枚の指輪人気で大量に剥かれているから安いんじゃないか?」
そう思い探してみると全て込みで1枚9000円ぐらいで買えることがわかった。
「今日本で買うよりはお得感がある。届くまでに2週間程度かかるから指輪バブルが弾けてお得感がなくなっているかもしれないけど買おう。でもせっかくだったら普段どおりのアメリカからとイギリスから買ってみよう。そのほうが面白い。」
なんとなく普段どおりのアメリカのショップから買ってただただ待つのも面白くないため、せっかくだからアメリカと他の国から買ってみることにした。最初はオーストラリアからも買おうかと思っていたけど距離的に近いし確実にアメリカよりも早く届く気がしたのでイギリスにした。
USPS VS ロイヤルメール
日本からニューヨークは約10,844 kmで、日本からロンドンは約9,448 kmとなる。距離的には1000 km程度違うけどもはや誤差なんじゃないかなと思える距離感。
アメリカからは個人的にあんまり好きじゃないアメリカの郵便局であるUSPS。
イギリスからはこれまたイギリスの郵便局にあたるロイヤルメール。こっちは初めて使うことになるけどあんまり評判は良くないらしい、トラッキング番号が発行されていない荷物は届くのが遅いらしいなんという不安要素がある。
USPSの送料は16ドルでトラッキング番号ありだった。高いけどアメリカからの荷物ってそんなもんだよね。
一方イギリスは・・・3ポンド?約550円!?激安すぎる。しかもトラッキングナンバーなし。安すぎるしなかなか届かないと噂のトラッキングなしとか更に不安が強まる買い物となった。
発送はほぼ同時期
発送はほぼ同時期でアメリカは注文日の次の日である6月25日。
イギリスは注文日の2日後である6月26日いい滑り出しである。イギリスは荷物の追跡ができないためあとは届くのまで待つことになる。
アメリカの荷物は追跡できため暇なときに何度も追跡し今どこにいるのかなと私の「いとしいしと」の所在地をメンヘラにでもなったかのように確認する。
ペンシルバニア州から出荷された「いとしいしと」は6月28日にイリノイ州に到着。「なんだ案外は早いじゃないか」と思っていると以降は週末に突入したせいか音信不通となり28日以降のステータスの更新はない。
アメリカからなにかものを買う際に毎回経験する広すぎるがゆえのアメリカ国内でずっと留まっている状況だ。どうやら私の「いとしいしと」はまだアメリカ生活を満喫したいらしい。日本は今梅雨で過ごしにくいしゆっくり来てくれたらいいやと過ごしていた本日7月4日。
我が家のインターホンが鳴った。
ついに届くいとしいしと
なんの予定もなく我が家のインターホンが鳴るはずがない。我が家のインターホンを予定なく鳴らすのはビルボ・バギンズの家に押しかけてきたドワーフよろしく圧の強い宗教勧誘ぐらいではないだろうか。
だが海外から荷物が届くときも郵便局の人がインターホン鳴らしてくるなと思い出てみると、やはり海外からの荷物だった。「ついに届いた!いとしいしと!!」
バナナでも切れるんじゃないかと思わせるクソ硬い封筒のシールに印刷された女王の横顔とRoyal mailという文字。アメリカVSイギリスの指輪配達競争の勝者はイギリスに決まった。ありがとうイギリス。
今まで経験上、中国は近いし仕事も早いから荷物が届くのはめちゃくちゃ速い。ドイツも距離はあるから早い。イギリスも早かった。アメリカは国内輸送の距離がありすぎるし通る施設が多すぎるから時間がかかるのかという印象だ。
アメリカからの荷物は時間がかかるからすぐにほしいときはヨーロッパあたりから買うようにしてみようかなとそう思った今回の買い物だった。
指輪MoMaを擦りたいのでレガシーで禁止はなんとか避けられることを願うまでである。