統率者を選ぼう。
統率者戦デビューをするために必要なものはデッキである。
安価に始めたければ公式が販売している統率者戦用セットでもいいのかもしれない。
今や統率者戦は大人気フォーマットであるため、公式も事あるごとに統率者戦用セットを販売してくれている。直近で言えばウォーハンマー40,000統率者デッキ、兄弟戦争統率者デッキ、さらに12月にスターター・統率者デッキも発売するとかどうとか。少し前まで統率者戦向けの商品といえば1年に1度しか発売されないというイメージだったのに、統率者戦人気の高さは公式の力の入れ具合を見れば一目瞭然だ。
統率者戦用セットを買って始めれば、通常セットに収録されたクリーチャーとは違って、統率者戦向けにデザインされたクリーチャーを統率者として使えるため、統率者戦ならではの雰囲気をより楽しめるかもしれない。また某ショップの初心者向け統率者戦イベントにそのまま持っていって参加できるのもメリットだと思われる。
しかし・・・ここで自問自答をしてみる。
自称エンジョイ勢の心の中にも折角なら勝ちたいという意思はある。それにいつまでも構築済みのまま置いておくとも思えない。カードを集めてデッキを組んだり強化するのはとても楽しい。果たして構築済みデッキのスタートで満足できるのだろうか?満足できるわけがない!
統率者戦用セットで始めないなら統率者とする伝説のクリーチャーを選ぼう。
まずは第一候補として、もはや残骸となりストレージに眠る龍王オジュタイとデッキパーツを掘り起こしてみようか?
タルキール次元もオジュタイも好きだし、なんならSecret lairでオジュタイのめちゃくちゃかっこいいイラストもでるし、EDH(エルダードラゴンハイランダー)と言うフォーマットで遊ぶにはエルダードラゴンのオジュタイは魅力的だ。
続いて第二候補。統率者戦というよりもMtg全般において青が好きだ。昔は赤が好きだったが、かつてインターネットの情報力と資金力に物を言わせた友人の心の傷跡と石臼により、赤いドラゴンを詰め込んだデッキを無惨にも削りきられて負けたり、カウンターにより完全にコントロールされて負けた幼少期の苦い思い出がある。そのため、私は赤いデッキよりも青いデッキに憧れるようになったのだ!
青だけじゃなくてなんなら相手を好きに動かさないとか、アーティファクトへの憧れもある。
青くてアーティファクトとシナジーのある伝説のクリーチャーとなれば、湖に潜む者、エムリーや最高工匠卿、ウルザを思い浮かべる。兄弟戦争も大好評発売中だし、意思は決まったようなものだ。そうだウルザで行こう!
カードのシングル価格で考えてもオジュタイやエムリーと比べてウルザが一番高い。何か買うときに迷った時は、高い方を選ぶと後悔がないという持論を信じて最高工匠卿、ウルザで統率者デッキを組み統率者戦デビューをしよう。
次回、最高工匠卿、ウルザでデッキを考えよう。