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「ドラゴンシールドも案外いいやん」そう思った話

半野

フライデーナイトマジックの17時の部、20時の部に参加して6回戦を戦い終えた私は「ドラゴンシールドも案外いいやん」と、今までのKatanaスリーブ至上主義な自身を省みた。

ことの発端は、ある日Twitterで流れてきたあるTweetだ。


「ドラゴンシールドのデュアルマットがすごく高いがすごく良い」
ウルトラプロ→Katana→KMC→Katanaとより良いスリーブを求める者としては見逃せない情報だ。

「ドラゴンシールドには少し不安があるけども試してみよう」そう思えるほど魅力を感じるTweetに誘われ、ドラゴンシールドを求めてカードショップへ向かった。

晴れる屋TC大阪には広めなドラゴンシールドコーナーがある。
棚に陳列されたスリーブを目にすると、そのカラーバリエーションの多さに圧倒された。

愛用しているKatanaスリーブのカラーバリエーションも10種類程度あるけど、ドラゴンシールドには最早よくわからないくらい種類がある。

スリーブも全てがデュアルマットもといマットデュアルスリーブではなく、仕様の違うスリーブが何種類かあったと思う。
しかし今回お目当てのスリーブはマットデュアル。他のスリーブに目移りしている場合じゃない。

スリーブのサンプルを試しにシャッフルしたりしながら悩む。

白や青はKatanaスリーブでもあるから、珍しい薄いピンク〜紫色のOrchid（蘭色）を買ってみた。

購入後、大会不成立により早めの帰宅ができたお陰で、スリーブの入れ替え作業がとても捗ったけけど、とても悲しい。

入れ替えている時に思ったことはKatanaより縦のサイズが少し長い。
スリーブは1重派の私としては、Katanaを使った場合、使用中にカードがスリーブの上の方に押し出されてくる？ことでカードの上部分の守りが甘くなってしまうことが気になっていた。

「これならカードが上に上がって出てきても、縦幅に余裕があるから安心できそう」

ドラゴンシールドは以前、プレリに参加すると貰えるとか、ばら撒きイベントのようなことがあった。またスリーブの裁断の問題？か同じパッケージでも長さにバラ付きがあったことから、あまり良いイメージがなかった。

でもマットデュアルを手に取ってみると、あれ？質が良くなってる？それも偏見だった？？

色も質もサイズ感も気に入り、第一印象はかなりの好印象。これで耐久性も話通りなら積極的に使っていこう2200円は高いけど・・・。

入れ替え作業を終えて、シャッフルしてみると横入れシャッフル（ファローシャッフル）してみると、Katanaほどスって入る感じはしない、時々抵抗を感じる。私のシャッフルが下手なこともあるから慣れれば上手くできるのかもしれない。


1人回しをする限りではシャッフル感以外は特に不満点はない、それじゃあ実践で消耗具合を見て見よう。

そんなこんなで耐久力テストを兼ねたフライデーナイトマジックで6回戦遊んでみた。

高いだけはあるのかスリーブの裂けはもちろん角の曲がりもない。シャッフル感も変わりない。
数回の1人回しと6回戦程度じゃ耐久テストになっているかはわからない。
でもかなり好みのスリーブかもしれない色も良いし。

「ドラゴンシールドも案外良いやん」

そう思い、その日手に入れたポイントで購入したのはマットデュアルスリーブ。

もうすっかりマットデュアルのファンとなってしまった。


この文章を書く前にスリーブの消耗具合を確認していて気づいたこと。
スリーブの裏に謎の凸があって、触ってみると「おや？固い」
なんか粒でもスリーブとカードの隙間に入ったか？と確かめると、スリーブ自体がピンポイントで硬い小さな粒のような点がある。

「これはマズイ・・・」

使っている時には気づかなかったけど、マークド疑われるぐらいわかりやすい。
さらにカードを出して確認するとカードに小さな陥没ができている。
それだけ硬い粒状の塊がスリーブの背面にある。

100枚のスリーブを確認してみると似たようなスリーブが7枚あった。

カードを入れる前に確認しておけばよかった。
日本製のメーカーのスリーブでも初期不良で裂けていたりすることもある。
海外メーカーだし今度から不良品じゃないかを確認してから使おう。

「再録禁止カードを入れて傷がつく前に、気づけてよかった。」

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