Windows365の話
こんばんわ、はんにんまえです。
性懲りもなく、またWindowsの話です。
唐突にWindows365が発表されました。8月から開始だそうです。Windows11なんかより、むしろWindows365の方が100倍くらい重要な気がしないでもないですが、IT業界ではまだ様子見の感が強いです。
そんなこんなで、今日はWindows11に関する私見を記録します。
【現時点で分かっているWindows365のこと】
①ブラウザを介したクラウド型Windows(=つまり仮想デスクトップ)
クラウドPCサービスと呼んでいたりもするようです。サービスとしては、クラウド上で処理が行われ、その処理結果が手元の端末に動画として表示される感じです。
②法人向けの月額固定料金制のサービス
※これまでにも法人向けには従量課金制/青天井で提供していました。
③メモリやCPU、ストレージサイズで料金が変わるらしい。
④必要となるネットワーク要件は不明。
(大規模オフィスでしょぼしょぼWifiなんかでは、少し辛いか?)
これまでシンクライアントや仮想デスクトップなど、物理的なハードウェアとOS以上の層(OS、ミドル、アプリなど)を分離する試みは何度もされてきました。目的は、いろいろあるのですが、ざっと思いつくだけでも以下のとおりです。
【一般的な仮想デスクトップのメリット】
①どこでも使える
端末に依存しない。つまり端末は安いやつでOK。
②情報漏洩リスクを低減できる
端末を紛失しても、ローカルにデータがないからので、大丈夫の理屈。
③運用負荷が軽減できる。
ローカルの各種設定を管理者側で集中してできる。また端末が物理的に壊れても、究極仮想デスクトップにつながるようにさえすれば、復旧できる。
しかし、これだけメリットのある仮想デスクトップサービスが十分に普及しなった理由にも理由はあります。
【仮想デスクトップサービスが十分に普及しなかった理由】
①結果的にコストが高くなるケースがある。
数千台以上のレベルでは、仮想デスクトップにした方が運用コストなどを含めると安くなります。逆に数百台レベルでは、仮想デスクトップにするとコストが高くなるケースが多いです。とくに仮想デスクトップにかかるミドルウェアのライセンス料などが結構バカになりません。
※構成次第でなんとでもなりますので一般的なケースとしてご理解ください。そもそも運用コストをどこまで参入するかという話もありますので。
②ネットワークが生命線。
この手の仮想デスクトップ、特に完全なクラウド型の場合、端末と配信元のデータセンターまでのネットワークがつながらなくなると、何にもできません。(ネットワークを冗長化するなどの方法もありますが、結果的に費用に跳ね返ります。)また認証系が死ぬと何にもできなくなります。
ようやく、個人的な見解です。
Windows365、大いにアリだと思います。むしろ、MSはもっと早くにクラウド型サービスにシフトすべきだったと思います。MSも何もしてこなかったわけではなかったのですが、Azureのクラウドサービスは少し敷居が高かった印象があります。争う市場が違うところもあるので単純比較はできませんが、サービス的にはAmazonのAWS、ソフト的にはVMwareやCitrixなどに後塵を拝していた感があります。MSもコロナ禍のテレワークを受けて、ようやく重い腰を上げたというところでしょうか。
ただし、クラウド型サービスが普及すればするほど、ネットワークの重要性が相対的に増すことになります。これはクラウド型サービスの宿命と思います。このあたりは、5Gやwifi6の普及、各種認証系ソリューションの深化によって、使いやすさが大いに増すことを期待したいと思います。
もしかすると、10年後には、ローカルPCが少数派なんてことになっていたりするのでしょうか。少し考えすぎですかね。
それでは、こんなところで。おやすみなさい(^_-)-☆