ひとあしはやい苔の森で
5月の中旬に長野県、山梨県の県境にある北八ヶ岳に行きました。
八ヶ岳連峰は、夏沢鉱泉と本沢温泉を結ぶ夏沢峠を境に、緑豊かな原生林と湖が広がる「北八ヶ岳」と、標高3000メートル級の岩峰で急登な山が多い「南八ヶ岳」に分かれます。
岩峰で急登な山が多い南八ヶ岳と異なり、北八ヶ岳は原生林の中を登っていく比較的なだらかなコースなので、自然を楽しみながらトレッキングをしたい方におすすめです。
北八ヶ岳は原生林の中に生い茂る苔が有名で、樹々の周りには緑の絨毯が広がっており、苔好きにはたまりません。
麦草峠から白駒の池まで歩き、白駒の池で休憩してから、池の周りを一周しました。
森の中を散策するのは、わくわくしました。
奥行き感があり、どこまでもどこまでも森が続いているかのようです。苔の種類やびっしりと生える苔に勢いを感じます。
これからの梅雨の季節は、苔が最も成長する時期なので楽しみです。
今回はひと足早い散策でしたが、梅雨の時期にどんな姿になるのか、ぜひ見たいものです。
朝、山の上から眺望した景色も綺麗でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。