映画『スパイの妻』評
海外の賞を受賞したと話題になっていたので、
DVDを借りて鑑賞しました。
序盤から退屈だし、
テーマもはっきりしない。
サスペンス?なのに、緊張感も伝わない。
いやいや、
これから面白くなるに違いない、と
物語が展開していくのを期待しながら、
我慢して見続けましたが、
とうとう睡魔に負けました。
ネタバレしようにもできませんので
ご安心を。
最後まで鑑賞してませんので、
感想を言う資格はないのですが、
映画館で見なくて良かったと思いました。
映画館に
行ってたら、
映画代を返してって絶対思ったはず。
蒼井優さんや高橋一生さんの
ファンの方なら楽しめるのかもですが、
私にとって、
眼福もないし、ラブシーンは子ども騙しだし、
何で賞もらったの?としか感じません。
蒼井優さんは、
『フラガール』のイメージが強かったのですが、
もともと舞台でデビューした女優さんなのですね、知りませんでした。
映画なのに、
台詞まわしが、
かなり時代がかってお芝居っぽく、
高橋一生さんとの夫婦の会話なんて、
まんま舞台を見てるみたいで、
気になったので検索しました。
立ち位置を変える動きも
どうもわざとらしく、
何か意味があるのでは?と
深読みするので観ていて疲れます。
東出昌出さんも重要な役で出てますが、
いまいちキャスティングもはまってない
気がしますね。
衣装も期待してましたが、
それほどでもなく、
蒼井優さんが
昭和の名女優に見えたりするレベルではないな。
序盤なんて、
裕福な家庭の、世間知らずな妻にしか
見えません。
軍靴の靴音が不気味に響く時代の
女性にしては幼すぎ、
芯の強さが垣間見えるわけでもなく、
後から変化するのかもしれないが、
それまでこちらも待てない。
映画を途中で放り投げるのも、
どうかと思いますが、
伏線回収されるまで
見続ける根気がないので、
謎は謎のままでしまっておくことにします。
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