日本人を困らせる中国語🇹🇼「量詞」(初級編①)
一匹の猫、一冊の本、一枚の紙など、日本語でも量詞があるように、中国語でも、それぞれの数を数える言い方が「物」の種類によって違います。本日は中国語学習者が覚えるべき、日常会話でよく使われる基本的なものを解説していきます。
今回参考にした参考書はこちら
こちらの本は、台湾で出版されている中国語初級者学習者向けの文法書で、繁体字で書かれています。レベルとしては、TOCFL A1~A2を目指している方
にはおすすめです。以下、私が使ってみたメリットとデメリットです。
それでは、本題に入りましょう!よく使われる10個の量詞を紹介します。
・一個(ge)人:1人の人
最も一般的な量詞。人、物、事など多くのものに使う。
・一位(wèi)老師:1人の先生
人を数えるときに使われ、特に丁寧さや敬意を表す場面で用いる。
・一本(běn)書:1冊の本
書籍や雑誌などの冊数を数えるときに使う。
・一張(zhāng)桌子:1つの机
薄いものや広がった形状のもの(紙、ベッド、机など)に使う。
・一隻(zhī)狗:1匹の犬
多くは小動物や鳥などに使う。
・一條(tiáo)魚:1匹の魚
細長いもの(川、魚、道路、タオル、ズボンなど)に使う。
・一雙(shuāng)鞋子:1足の靴
ペアになっているもの(靴、手、箸など)に使う。
・一杯(bēi)咖啡:1杯のコーヒー
飲み物の杯数を数えるときに使う。
・一台(tái)電視:1台のテレビ
機械や設備(テレビ、車など)に使う。
(注)車の量詞は「台」でも「輛」でもOK
・一件(jiàn)衣服:1枚の服
衣類(Tシャツなど)や事件、事柄に使う。
※ ズボンやスカートなどの量詞は、「條(tiáo)」を使うので注意!
以上、中国語初級者学習者が覚えるべき量詞10選でした!