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好きな人と、好きなことだけをして生きていく。

一度きりの人生。
好きなことを思いきりやったほうがいい。

良く聞く言葉です。
でも、実際、好きなことだけをして生きていくって、とても勇気がいるし、大変な道ですよね。

2017年に放映された「カルテット」というドラマが本当に大好きで、何度も見返しているのですが、何が良いかって、ラストシーンのワゴン車で歌いながら海沿いを走っていくところ。

誰に何を言われてもいい。
好きな人と、好きな場所で、好きなことをして生きていく。
そんな人生が、たまらなく楽しい。

主役の四人の弦楽奏者は、大した才能はなくて、これからも売れる見込みはない。
四人それぞれが、大きな秘密や隠したい過去を抱えている。
劇中、色々な事件があって、バラバラになったりもする。
収入も不安定だし、家もなくなっちゃったし、問題は山積み。
周りから見れば、決して前途洋々とは言えないし、なんなら人生の失敗者たちともとれる。
だけど、
好きな人といられて、好きなことができる、それが何よりも幸せで尊い。
そういうストーリーです。

この人たちのように生きれたらと思うのですが、実際はそうもいかない。
(言い訳です)
…というより、そこまで思えるほど、好きなことがないのかも…。
ただ、なるべく嫌なことに目を向けるのではなく、自分の好き、楽しい、と思う感性を何より大切にしていきたい、そう常々思っています。

実際、他にどう思われようとも、何を捨てても構わないと思えるほど好きなことがある人の中から、俗に言う成功者たちは生まれてくるのかもしれないですね。

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