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【アプリ恋愛】転勤者と付き合うということ

今や、「マッチングアプリでの出会い」も主流になった。

私自身も、今彼も元彼もアプリで出会った人だった。アプリは、日常生活では接点のない人とも知り合え、より自分と価値観が合う人と出会うこともできる素晴らしいツールであると思う。

だが、と同時に、アプリはいろんな人がいる。気軽にアプリで出会える分、転勤者や転職者のような地縁のない人が異性の知り合いを作りやすくなったともいえる。知り合い<友人<彼女のように、境界線が曖昧なまま、ひとまずお付き合いする、ということも大いにありうるだろう。特に、婚活より恋活が身近な20代前半にとっては。

そこで私が気をつけねばと思っているのは、転勤者とお付き合いすることについてだ。

アプリで付き合ったと堂々と言えるようになっても、どんなに彼と好き同士でも、相手が転勤者というだけで、誰かに話すときに途端に自信を無くしてしまう。

実際、転勤者だった元カレにはお付き合いから半年後に浮気されたうえに、「次また転勤が決まれば自然と関係は切れていくのかと思っていた」と言われた苦い経験がある。念のために言っておくが、セフレではなかった。

そして懲りずに、今の彼も転勤者だ。
付き合う前、「次の転勤先は〇〇だろうから」なんて言われるとかなりテンションは下がったし、上記の経験も踏まえて慎重にはなったのだが、それ以上に相手のことを素敵だと思ってしまったのだ。付き合って2か月程度だが、今も変わらず好きだ。

なんでまた転勤者を、なんて突っ込みは承知である。だが、また同じことにはならない自信がある。

それは、自分自身の変化だ。

・以前は、自分の環境に不満があった。彼に頼って、彼と長く続いて結婚することになれば環境を変えよう、と逃げ道に考えていた。

・今は、毎日がそれなりご機嫌で、自分1人でいろんな楽しみを見つけている。相手のスタンスは気になるところだが、自然とずっといたい、という気持ちが強くなるのが理想だし、相手にもそう伝えている。

そう、自分で自分を満たせる自立と、相手にスタンスを確認できる自信だ。

だが、もちろんもやっとする時もある。
今の彼から、「前は仕事ばかりだったけど、今は週末が楽しみだよ、ありがとう。」と言われた。もちろん、そう言われて嬉しかった。だが、元来考えすぎで冷静な自分は、「(私じゃなくても)週末一緒に過ごせる相手がいることが嬉しい」ということでは…と転勤者であることを思い出してしまった。

こういう時、大事なのは、自分が自立していることと、そして、今後うまくいかなかったときのことをあまり考えないことだ。そればかり想定しているのは保守的すぎるし、本質的に彼を好きなのかと疑うだろう。

今、彼と過ごしたい自分を信じれること、そして、うまくいかなかったときに、時間を無駄にしたと後悔しないことが大事なのでは、と今は思っている。

*未来の自分よ、幸あれ*

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