赤羽るな

【ライター × ツアーコンダクター】ミステリーハンターになりたい!という幼い頃の夢を実…

赤羽るな

【ライター × ツアーコンダクター】ミステリーハンターになりたい!という幼い頃の夢を実現するため、40歳にしてツアーコンダクターの世界へ。不思議を求めて右へ左へ奔走中。noteには40代のリアルな日常と思考を綴っています。

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40歳、年一回の体力測定に臨む

学生のころは、年度ごとに測定していた自分の体力。 反復横跳びや上体反らしが懐かしい。 社会人になると、トレーニングジムにでも通っていない限り、そういう測定からとんと遠ざかってしまう。 そこで私は、昨年30代ラストイヤーに自分なりの体力測定イベントを設定した。 それは、とあるマラソン大会の10km走に必ずエントリーするというもの。 もともとフルマラソンの完走経験もある私だけど、 ここ数年はおしりに根が生えているのかと思わんばかりの出不精に。 このままでは走ることはおろか、歩く

    • 共有できる思い出を

      母は仕事人間だ 頼まれたら断ることのない性格と 体が動くうちは働いていたいという本人の希望もあって 早朝から夜まで働いている イヤイヤではなく、それで本人が楽しんでいるのなら良いと思っているけど 夏休みで帰省していた姪が「ばあばは?」と毎日言っていたと聞き姪を少し気の毒に思う バスツアーに9人組で参加をされたのは 下は小学生から上は80代という 家族旅行を楽しむ3世代のお客さんだった もともとは老夫婦で旅行を計画していたけれど せっかくだから娘家族を誘って家族旅行にしようと

      • 「せっかくだから」は魔法の言葉

        日常の中で自分の限界を勝手に設定し これ以上は無理だと諦めていることは多い 年齢を重ねるごとにこの傾向は強くなっていくように思う 梅雨の始まりが遅れた今年の6月 特産品の高級魚を食し城址観光を楽しむ日帰りバスツアーの添乗をした こじんまりとした町で 最初に町の神社へ参拝し、旅の安全を祈願したあとは 徒歩で移動する行程となっていた 神社のあとは、お待ちかねの食事 神社から食事処までは徒歩7分程度と資料を提供されていた ここで一抹の不安がよぎる こういう行程(徒歩移動)の時に

        • 40歳、熱を出すのも一苦労

          十数年ぶりに熱が出た 大人になってからというもの 風邪をひいても熱が出ることなく 不完全燃焼でいつの間にか治っていることが多かったのに 風邪をひくたびに念のため体温計をワキにはさむが たいがい平熱、もしくは平熱よりも低いとくるんだから あれはどういう現象なのか教えてほしい 今回もノドの違和感から始まり、カラダがだる重くなってきたので 「念のため」体温計をはさんでみる いつもなら、もう測ったの?と疑わしいほどすぐ音が鳴るのに対し 今回は壊れてしまったか?と心配になるほど ず

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        40歳、年一回の体力測定に臨む

          夏休みのおでかけにも最適!街中のオアシスcafe&studio KURUMERU

          街の中心部にあるのに、この公園の広さには驚いてしまう 青々とした芝生が、目にも鮮やかな街中のオアシス久留米市中央公園 その公園内にあるのがcafe&studio KURUMERUです シャープな外観なのに木の温もりが感じられるカフェ店内は 天井も高く自然光がたくさん入ってきて明るく開放的 座席数も多く、芝生で遊ぶ子供を見守りながらのソファ席や ノマドワークならありがたい電源タップがある席も パニーニやパンケーキ、ジュースからアルコールと 提供される食べ物も豊富なので子供か

          夏休みのおでかけにも最適!街中のオアシスcafe&studio KURUMERU

          日常と非日常がまじわるところ

          お客様を連れて日帰りツアーへ出かけた、とある梅雨の中やすみ 行き先は熊本県の南阿蘇だった 阿蘇といえば 雄大な自然を感じることができる 九州でも屈指の観光地 大観峰や草千里ヶ浜など訪れたいところはたくさんある その中で、今回のツアーの目玉は 南阿蘇鉄道のトロッコ列車に乗車することだった 遊園地の列車を思わせるような 少しミニチュア感のある観光列車 梅雨時期だというのに雨には全く降られず 窓も全開、開放感あふれる50分間の列車旅 車掌のガイドのもと、お客様も童心にかえった

          日常と非日常がまじわるところ

          福岡糸島は山もオススメ! 森のカフェ緑の詩(おと)は五感が喜ぶ癒しスポット

          ※この記事はInstagramに掲載したものを加筆修正のうえ再掲しています。 山の地形に沿ってウッドテラスが設置された【森のカフェ 緑の詩(おと)】 屋根も壁もなく、見渡すかぎりの森に コンクリートジャングルから抜け出せた開放感を感じる 席に着いたら、とりあえず深呼吸をしたくなるほど からだが喜んでいるのが自分でもよくわかる 緑が鮮やかで、田舎育ちの私には土の匂いが懐かしい 鳥のさえずりや、小川の流れる音がBGMがわりになる森の中 吹き抜ける風はひんやりとしていて、夏の火

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          経験するから伝えられること

          ツアーコンダクターの仕事をはじめて 身をもって感じているのは 「経験に勝る知識はない」ということ。 どれだけ観光場所のことを調べ上げても どれだけ誰かの旅行記を読み込んでも 実際に行くことでしか得られないことがたくさんある。 いまは文章に加え、YouTubeなどの動画コンテンツも多くあり そういったものを見ていると、なんとなく知ったつもりになってくる。 しかし、動画でその場所を見て雰囲気を感じ取っても カメラのうしろ側にあるものを知ることはできない。 その場所の気温や匂い

          経験するから伝えられること

          ミステリーハンターに憧れて

          子供のころから日本各地、世界各国の映像を見ることが好きだった。 息をのむほどの絶景 地域の文化や歴史 そこに息づく人々の暮らしぶり 島国の、これまた離島に暮らしていた少女には ブラウン管の中に映るそういった映像全てが興味の対象だった。 いまでは放送終了となってしまった数々の番組も 毎週心待ちにしていたのをよく覚えている。 世界ウルルン滞在記 週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー 恋愛バラエティ あいのり ラブワゴンに乗っている人たちの恋愛模様よりも 世界中の景色にくぎづ

          ミステリーハンターに憧れて

          便利と人情味

          平日の午後3時過ぎ。 お昼ごはんとも、晩ごはんとも言えない時間に回転寿司チェーン店で食事をした。 回転寿司が大好きな子どもたちはまだ学校にいる時間で、 いつもは賑わっている店内も、この日は数えられるほどのお客さんしかいない。 タッチ画面で受付をして、表示される番号の席へと移動する。 席に着いたらお茶を淹れほっと一息、タブレットで好きなネタを選んで注文。 レールで運ばれてくるお寿司を、一皿ずつ「おいしいね」と夫と言いながら食べ終えた。 なにも珍しいことはない、回転寿司チェーン

          便利と人情味

          鏡という方程式

          人に恵まれている人生と 人に恵まれていない人生 「彼女(彼)、人に恵まれているな…」と感じるたび 自分の人生はそうではなかったと思って生きてきた 連絡を取り合う友達もいるし 家族関係が崩壊しているわけでもない それでも、人間関係というワードにあまり明るいイメージを持てない私がいる とくに職場での「人」には恵まれていない ミスをなすりつける先輩 自分の立場ばかり優先する上司 仕事に燃えるのはダサいと適当にやり過ごす同僚や部下 仕事関係で尊敬できる人なんて これまでに出会った

          鏡という方程式

          毎日1ミリだけ成長すればいい

          新しい語学の勉強を始めた。 何か明確な目的があるわけではないのだけれど、 日本語以外に喋ることができる言語を持ちたいと思ったから。 中学1年から勉強している英語は一向に上達しない。 英語の何が苦手かと言われれば、とにかく文法。 どうしても日本語から翻訳する形で英語に変換してしまうから、 日本語とは違う文法の並びに頭が混乱してしまう。 そこまでわかっているのなら勉強の方法も考えられそうだが、 英語は一旦脇に置いておこう。 今回始めた新しい語学は、文法が日本語と同じ。 「私は

          毎日1ミリだけ成長すればいい

          【自分を知る方法】 見つめて、ろ過して、取り出して、受け入れてみる

          イエスノーチャートで自己診断をしてみたり 手相やホロスコープ、姓名判断など 自分を知りたいと思ったとき 外側にある何かに、つい、頼りたくなってしまう そこで教えてもらうことにも 「そういう一面もあるなぁ」と新たな自分に触れた気持ちになるし 「やっぱりそうだったか」と腹落ちさせられることも多々ある けれど、自分の外から言われたことは 時間の経過と共に記憶から薄れていってしまう もしくは自分に都合の良い部分だけが切り取られて 本来の意味を失ってしまうこともある そうしてまた

          【自分を知る方法】 見つめて、ろ過して、取り出して、受け入れてみる