一年ぶりの出張で愛知県知立市に行ってみた
人間観察が大好きな私は、道中バス停で待つオッサン、新幹線車内のビジネスマンの所作・アタイア、名古屋駅の喧騒、なぜか落ち着く知立市で見る外国人グループをそれぞれ独自独断で観察。
1 オッサンの冬アタイアがモダンにはなったがどれも一様に「山から帰った」的統一感が否めない
前期高齢者である私が言うのもなんだが、最近のオッサンは昔のそれに比べてかなりファッション的には洗練されているのではないか。
昔のオッサンは
スーツの上着(チェック柄が多かったかな)
替えズボン(グレーが大半)
黒の短靴(「プレーン・トウ」系統だが、先が妙に尖がった、しかし「ストレート・チップ」ではない怪しげな靴)
が定番だったが、今のオッサンは
パーカー(だいたい白。「最近はオッサンがパーカーを着てはいけない的コメントも見たが。」にウィンドブレーカー或いは革ジャン
ジーンズ(と言っては歳がばれるらしい、「デニム」)
ソロモンなどのオレンジ系又は黄色系のカラフルなスポーツシューズ
オッサン専門のファッション誌に載っているのか、どれも金太郎飴のような「判で押した」アタイアで今度は逆に個性が無くなってきているような気がした。
ちなみに前期高齢者の私の当日のアタイアは
ひざ丈の黒チェスターフィールド
黒のナイキパーカー(笑)
黒のスウェットパンツ
黒(キャビアブラック)のチェルシーブーツ(翌日のスーツ着用を考慮して)
でした。
2 ビジネスマンは新幹線の中でコートを脱ぐ派が多い
私のいる都市から名古屋までの新幹線車内での風景。
ビジネスマンと思しき人々は大抵「窓際」の席に陣取る。
理由は、パソコン用の電源に近いから。
だいたい着座するやいなや、ブリーフケースからパソコンを取り出し、電源にコンセントをさして打ち始める。
最近のラップトップはキーボードの音がしないような設定になっているのか、カチャカチャ煩かったキーボード音が殆どしなかったがあるいは
打ち手の操作が上手なのか?小生の安眠を妨げるほどのものではなかった。
さておき、最近の新幹線内ではかつてのような暖房過剰状態ではなく、非常にうまく室温設定されていることから私は上着というか前出の膝丈チェストフィールドを着たまま着座できた。
チェストフィールド(膝丈)の大変良いところは
丈が長い分「ひざ掛け」代わりになって膝が暖かい
ことである。
とりわけ、旅行当日は最高気温が10度前後だったこともありインナーも履かずスウェットパンツ一丁だった足元が冷えたのだが、この膝丈チェスターフィールドをひざ掛け替わりで使用できて快適快適。
ここで車内人間観察の結果を。
ほぼ8-9割のビジネスマンが着用するウールコートは「膝上」丈
社内では暑いのか乗車するやいなやコートを脱いで荷物棚に収納
降車するときには棚からコートとキャリーバッグを下して。。
私は新幹線に乗車する時は自流のイメージ・トレーニングを心掛ける。
◎ もし今車内で持兇器事案が発生したらどうリアクトするか?
◎ もし大雪などで車両が停車したらどう対処するか?
◎ 不測の事故が発生したらどの出口から脱出するか?その時すぐに脱出できる体制にあるか?(荷物や上着は手元に置くと即座の対応が可能)
この世は「絶対」という言葉は存在しないと思っている。
自公政権は絶対安泰
トランプは絶対大統領になれない
シリアは絶対「アラブの春」とは無縁の独裁政治が続く
最近のニュースでこの「絶対」はありましたか?
自分の乗った飛行機や列車は絶対事故に遭わない
という保証は「絶対」無い。
短い一年ぶりの出張で色々観察させてもらったことを徒然なるまま書きました。
おかげで、退屈せずに往路復路とも旅を満喫できました。