家が欲しい!間取り編「玄関・ホール」
こんにちは😊繁盛工房です。
今日は家が欲しい!シリーズの間取り編
玄関・ホールについて書きます。
家の顔と言われる玄関
ひと昔、いやだいぶ前の生活様式では
玄関は一種の「憩いの場」としての
機能がありましたよね。
おばあちゃん友達が集まってきて話し込んで、
いつの間にか椅子やテーブル置いたりして。
でも今はあまりそういう場も無くなってますよね。
玄関といえば、まず『扉』
玄関の扉でも雰囲気は大きく変わりますよね。
と言っても最近はドア一択でしょうか?
引き戸(1枚・2枚・4枚)は少ないですね。
地域でも傾向があるかもしれません。
どうしても寒冷地は引戸だと断熱性能が不利に
なるのでドアが増えると思われます。
僕が住宅業界に入った20年くらい前は、
大きなガラスが入って親子扉が人気でした。
今は防犯面からもあまり大きなガラスは
好まれないですね。
親子扉も減ってると思います。
では玄関の中に入りましょう。
ポイントは大きく分けて2つ
1.下駄箱(シューズクローク)をどうするか?
2.ホールの存在をどうするか?
1.についてですが、さらに
・一般的な下駄箱を置く
・シューズクロークを作る
この2つに分類できます。
下駄箱のサイズや種類は様々あるので
選択の幅はあります。
最近では底板がなくベビーカーや傘などを
収納できるようなタイプもあります。
一方、シューズクロークは自由度が更に
高く、広さや棚の組み方、靴以外にも
スキーやゴルフ道具、ガーデニンググッズなど
幅広く収納できるのが魅力ですね。
またシューズクロークが家族用玄関として
分けて設計する方も多くいます。
しかし気をつけなければ行けないのは、
使いやすいシューズクロークは面積が必要!
ということです。
シューズクロークには幅広い用途が魅力と
言いましたが、具体的にお客様の使用例。
シューズの他に
・子どもの外遊び道具、三輪車を収納
・ゴルフや野球など趣味道具置き場
・北国は圧倒的に雪かき道具置き場
・意外と多かった、お米野菜ビール置き場
などがありました。
広さにもよりますが、満足度は高い間取りです。
ホールをどうするって何?
まずは、ホールを設ける?不要?ってことです。
例えば、玄関に入るとそのままリビングとなってる
ワンルームに近い間取りもありますよね。
開放感や一体感は非常に演出しやすい間取りです。
でも多いのは一旦ホールとして、
外部と家の中のつなぎ場として設けますね。
ホールがこの20年間で一番大きく変化幅があった間取り
どう変化したかと言うと、
当時はただのつなぎの場でしかなかったです。
大きな家では広く、飾るスペースある程度で同じ。
そんなに選択の幅はなかったです。
今はどうかと言うと、
ホールが多機能に集約される場になりつつある!
と考えています。
僕が理想とするホールにある機能、間取りは?
・ファミリークローク
・洗面所(手洗い)
・トイレ
これはコロナ禍以前より思っていることです。
僕が間取りを考える時のアドバイスとして
皆さんにお伝えするのは、
『日常の一日をずっと通してイメージする』こと。
『プラス休日バージョン』の一日。
玄関周りを考える時は、お出掛け、帰宅時を
イメージしてみて下さい。
例えば、帰宅時!
「ただいま〜」と元気に言う笑、コレ大事。
そして何します?カバンを置く、コートを脱ぐ
→ファミリークロークがあれば解決。
外出着から部屋着に着替えも出来ますよね。
そして、手洗いうがいしますよね。
→洗面所があれば・ホールから直結してれば解決。
不思議と子どもって帰ってくると「トイレ〜」って
ダッシュしますよね。うちだけでは無いはず。
→トイレが玄関の近くにあれば安心。
このトイレですが、ホールにあると
「トイレに入ってる時に誰かきたら出れない」
と言われる事ありましたが、
僕の自宅はホールにトイレありますが、10年以上
そのような場面に出くわしたことがありません。
とお伝えしてます。
間取りを考える時、そもそもの前提として
イレギュラーを想定することも大切ですが、
日常を我慢してまで叶えるものではない。
365日分の360日使う物が最優先という考え方で
間取りを検討して欲しいです。
次は家事動線について書きますのでお楽しみに。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございます。