『日本の玄関狭すぎる問題』を解決する ”座面付きスリッパラック”
日本の家の玄関狭すぎる問題
私の子供はちょっと前まで座って靴を履いていた。その方が履きやすいから。
最近になって立ったままでも履けるようになって『すごいでしょ!』と少しふらつきながら自慢してくる。まだまだ本当は座って履いた方が楽なのに。
さすがに私は大人なので立ったまま履いた方が楽。ただスニーカーとかの場合だけ。少し履きにくいブーツとかになってくると、脚が上手く入らなくてふらつく。最近始めたプランクという筋トレメニューで育ち始めたインナーマッスルが大活躍。
まぁ、座って履けば良いんだけど、玄関だと低すぎて座った後に立つのが大変なのよね。
『あぁ、椅子でも置ければなぁ』と思うこと毎度。特に女の人は長いブーツを履く時により思うらしい。
ただここで問題が。日本の家の玄関は狭すぎる問題。
そう、ただでさえ玄関には優先順位が高い物達が場所取りをしてしまっていてスツールを置くスペースなど皆無なのである。
家族みんなの靴、スリッパラック、鍵やハンコを入れる棚、ベビーカー等々。
狭い廊下に合うスリッパラックを作る
私が現在住んでいるマンションは一般的な構造のマンション。玄関ドアを開けると小さめの玄関があって、そこから廊下が真っ直ぐに伸びていて両脇に部屋やトイレ、お風呂に入るドアがある。廊下は幅が90cmくらい。
『廊下に置いていても邪魔にならないスリッパラック欲しいな。』
引っ越してきてからスリッパラックを置いてなかった我が家。ある日、新しいスリッパラックをinahonoの新商品に加えることにした。
まずは機能面から。
『置く場所は幅90cmの廊下になるよね。』
→ならば厚みが薄いものだよね。
『高さがあると圧迫感があるよね。』
→それじゃ横に並べる置き方だね。
ふむふむ。それで大体の構造は決まってきた。スリッパラック完成まであと一息。
スリッパラックに座面を付けてみた
あとは外観を決めていく。落書きのようにノートにデザインを描いていった。
曲線が綺麗な形が出てきてそれに決まりかけていた時にふと思った。
この先端に座面付けたらどうなる!?
・・
・・・・
・・・・・・
めちゃ可愛い。ダックスフンドや!
という流れでダックスフンドのような座面付きスリッパラックが完成しました。
座面付きスリッパラックのメリット
偶然の思いつきで産まれたスリッパラックです。
元々の幅が狭いので座面はそんなに大きく出来ません。大きくすると座った位置で不安定になり倒れてしまうので、座面直径は180mmと普通のスツールに比べると小さめ。でも、これでも意外と安定して座れるのです!
そして省スペース!
解決しました。日本の玄関狭すぎる問題。廊下の端に寄せておけばスリッパラックのスペースだけで、もれなくスツールも付いてくるお得感!
スリッパは底面を向かいあわせにして収納するので清潔的!
そして何とも可愛い形!
玄関を開けるとダックスフンドがお出迎えしてくれてる気分になります。ついナデナデしたくなってくる。
まぁ、座る時はその頭にお尻を乗せるのですが。。
家具職人が作ります
最後に、
良く『座ったら前に転びそう』と心配されますが、座面の真下に前脚がきているので全く心配なく座れます。
そして各部材はホゾ組みで強固に結合しているので耐久性もばっちりなのです。普段オーダー家具を製作している職人が作ります。
玄関で重宝するスリッパラックですが、勢いよく座ったり、足腰の弱い方や高齢者の方、そして子供が立って遊ぶのは危険ですのでご遠慮下さい。
脚が直線タイプもあります。
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