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18日目。反応力
引き出しが多い人に憧れる。
とっさに反応できる人だ。
引き出しの多さは深い興味であったり、長年の経験てあったりと、引き出しという言葉では表せないほどいろいろなものが絡み合っていると思う。
例えば、とても丁寧な言葉で物腰も柔らかく話す同僚がいる。
聞いてみると学生時代にホテルでアルバイトをしていたと言う。ホテルマンは確かに丁寧さを求められるから、そのスキルにも納得がいく。
急に言葉をかけられても丁寧な返事が返ってくるのは、身についていないとできないことだと思う。
また、ミュージシャンが、お客さんにリクエストをされてその場で演奏する場面に出くわしたこともある。引き出しの多さがなせる技である。
曲を知っていることや、知らなくてもその場で聞いて再現できること、曲だけでなく演奏方法も身についていることなど多岐にわたる要素が組み合わさった神業に思えた。
これがプロの技なのだ。
何かを突き詰めた人たちに強い憧れを感じるのだ。
では、自分自身、何か少しでも「プロ」に近いものはないか、と考えた。
ない、というのがすぐ出てきた答えだが、きっと側から見たら私がずっとしている仕事に対しては、プロだと見てくれる人もいるかもしれない。
でも私は反応力高く、伝わる文章を書きたい。
まずはとことん書こう。