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東京で世界のコーヒーを味わう楽しみ

 東京に出てきて驚いたことのひとつが、とにかく多種多様な飲食店が賑わっているということ。日本国内、世界中どこの料理でもきっと探せばあるんじゃないかな、というくらい色んなコンセプトのお店があって、飽きるなんて日が訪れることはないんだろうな、といつも思う。
 そんな東京に住んでいて、ここ数年ハマっているのが、いろんな国のコーヒー(時々ミルクティー)を飲みに出かけること。お手軽にいろんな国を旅している気分になれて、とっても楽しい。
 先日、下北沢のザ・モスク・コーヒー(THE MOSQUE COFFEE)さんという、日本で唯一のトルコトルココーヒーの専門店に行ってきた。熱した砂でコーヒーを煮出すという伝統的な方法で、本格的なコーヒーが飲めるというのだから、飲む前の出来上がりまでの工程を見ているのも、ワクワクせずにはいられない。小さなカップに注がれた香ばしい香りのコーヒーは、エスプレッソともまた違う、凝縮されたコーヒーの味がした(初めての味なので、例えが難しい・・・)。スパイスコーヒーなるものもあるそうだから、また訪れてみよう。
 蒸し暑い日に甘いコーヒー、紅茶が飲みたいなと思った時の行きつけは、代々木八幡にあるベトナム料理のヨヨナムさんと、飯田橋にある香港 贊記茶餐廳 飯田橋店さん。ヨヨナムさんのベトナムコーヒーは、練乳の甘さが程よくコーヒーと合っていて、ほっとする味に癒される。香港 贊記茶餐廳さんの港式絲襪奶茶(香港式ミルクティー)は、ブレンド茶葉を煮出して漉す作業を繰り返しているのだそうで、とっても濃厚な味がして、一緒に売られているパイナップルパン(菠蘿包)とエッグタルト(蛋撻)にもよく合う。
 まだまだ色んな国のコーヒーと飲み物が東京にはあるそうなので、ちょっとずつ制覇してみようかな。楽しいな、都会に住んでみるのも。

(写真は上から:ザ・モスク・コーヒーさんのトルココーヒー、ヨヨナムさんのベトナムコーヒー、香港 贊記茶餐廳 さんの香港式ミルクティー)



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