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コンサートinウィーン③~やっちまった編~

こんにちは、hanikuroです。

ウィーン旅行について①②と書きましたが、③にて少々疲れてきていたhanikuroはちょっとやってしまいました(誰にも迷惑はかけていません)…。サ○エさん並みにうっかりしていました。何をやっちまったのか予想しながら読んでみてください。

教会のコンサートから帰ってきた私は、次の日、特にプランを立てていませんでした。旅行の際は優先順位を決めて日ごとのプランを作りはするのですが、プラン通りに進まない日もあります。この旅行は直前に行き先を決めたこともあり、綿密な具体的プランはなかったのです。疲れていた私は、ボーッとしつつもとりあえずガイドブックに視線を落としてどこに行こうか考えていました。

まだ行きたくて訪れていないスポットがいくつかあったので、近場からブラブラとお散歩👣


【ミュージアム・クォーター・ウィーン】

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ホテルから程近いところにあるここは、このベンチだけでモダンアート美術館であることはすぐにわかります。

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今回はモダンアート系の美術館や作品にあまり触れなかったので、次回はクラシックだけではなくモダンアートに触れてみるのもいいかもしれません。

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めっちゃ見てくる。あなたはだぁれ?

全く覚えてないけど、どこで撮ったのか…;;


【モーツァルト像】

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近くにモーツァルト像があるというので(ガイドブックの地図で見たので)見に来ました。

なんでちょっとオネエっぽい立ち方なの?(笑)音楽家みんながこうではないと思うけど、モーツァルトはどちらかというと王子様系なのかな。

そして、ここでフラフラしていると、モーツァルトじゃない普通の格好をしたお兄さんに引っ掛かってしまいました😅 「どこから来たの?」「学生?」(んなわけねえだろ)、「(私が日本人とわかって)僕の兄さんが今筑波に行ってるよ」…などなど簡単な話をして、またコンサートチケット売られるんだろうと予想はついてましたが、とりあえずどこのコンサートなのか気になったので聞いてみました。すると、シェーンブルン宮殿のオランジェリー・シェーンブルンだということで一応話を聞くことに(笑) 相手もすごく推してくる。そりゃそうですよね、自分の稼ぎに響きますから。そこで、もう2回もコンサート行ったし一番安い席でいいかなと半ば仕方なく(これも記念ですし)買ったのですが、一番安い席は45ユーロだったのです。私は今度こそ忘れないようにとシティーカードを出して、これ使える?と聞いてみました。するとお兄さんは「あー、うん」と答えてそそくさと精算の準備を始め「30ユーロだよ」と言ったのです。そして私が30ユーロ出すと「あ、29ユーロだった。1ユーロはチップでいい?」と言うのでOK、ということでチケットを買いました。これが、後で謎を呼びます…

※モーツァルトの格好をしたお兄さんとシティーカードの話は「コンサートinウィーン①~モーツァルトがいっぱい~」をご覧下さい。


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そのあと、なぜかオペラ座前のチケット売り場に来た私。Meは何しにチケット売り場へ?

別に何も買ったものはないし、私はここに何をしに来たのか今となっては全く記憶にないのですが、あちらにもこちらにもモーツァルトのお兄さんがいて若干トラウマになりそうでした(笑)

案の定、また捕まって勧められましたが「もう行ったから、ごめんね」と軽く謝って立ち去ることに成功!あっさり諦めてくれて、しかも去り際に(私のスマホに貼っていた電磁波防止シールを見て)「それ可愛いね!」と。その人はいい人でした(笑)申し訳ないが数日で同じコンサートを見に行こうとは思わないのだよ、ごめんね。またウィーン来たら見るかも。

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そして歩いていたら、横断歩道でこんな可愛い信号機に出会ってちょっとニコニコしてしまいました☺️💕


【美術史博物館】

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そんなこんなでチケット売りに引っ掛かりながら次はここへ。建物がとにかく大きい!!

来てみて思った。

ここ、なんと昨日私が迷子になって来た所じゃないか!!!(マリア・テレジア広場にあります)

私はこんなホテルから近い場所で迷子になっていたんです(笑) 恥ずかしいやら呆れるやらで笑ってしまいました。

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因みに人間の入り口の大きさはこれ↑↑(小さっ!

あの大きな枠のドアは何?建物とのバランスの問題?? 巨人用の入り口かしらと思うほどの大きさです。

因みにガイドブックによると見学は2階だけで約2時間はかかるそうです⌛


そしてチケット~♪

このバベルの塔を見たくてここに来たのです。

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中はまた驚くほど豪華で広い!しかも展示品のジャンルの幅広さ!! 美術館と博物館が一緒になったお城みたいな雰囲気です。

三脚カメラは明らかに禁止されていました。正直もっと写真をたくさん撮りたかったのですが、美術館で写真を撮るという行為が気が引けて(撮っている人もあまりいませんでした)美術品の写真はほぼとっていません(^^;

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これなら撮っていいかなと思ったのが天井!天井すら美術品のようです✨

↑↓人間達がたくさんいたので消しました。(語弊↑↓

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絵画というより石で作られたようなものやミイラの棺桶のようなものなどが触れる場所にたくさん展示されていて、柵やロープなどで規制もされていないので驚きました。めっちゃ触りました(笑) 

この博物館、めちゃくちゃオススメです!


1時間ちょっと歩き回って疲れて頭が痛くなってきたので、そろそろカフェで座りたい、休みたい(おばあちゃんか)と思ってガイドブックにも載っているここに来ました。

ここ、この美術史博物館の中にあるカフェなんです!!↓↓

ホントにカフェですか?と言いたくなる天井!私はウィーンに来て何回天井の写真を撮っているのでしょうか!天井がとにかくすごい!首が痛い!

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そして注文したのはクリムトの絵のチョコレートが乗ったケーキと紅茶。思ったより甘かった気がするけど、重すぎる甘さではなかったので大丈夫でした👌ティーセットはデーメルのものでした。

そのあと、物販もあったので何かお土産になるものはないか探して歩いてみました。

買ったのはこちらの包装紙(?)ブック。

包装紙というにはちょっとしっかりめの紙ですが画用紙ほどではなく、色んな柄の大きな紙が一冊の本のように折って閉じられているものです。見ているだけでも可愛いし、切り取って好きに使うことができると思い、日本ではこのような冊子を見たことがなかったので買ってみました😃

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そのあと、夜にはコンサートに行かなければならないし、荷物を置いて少し休もうと中途半端い空いた時間にホテルへ戻ることにしました。


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そして、ホテルでコンサートチケットがいくら割り引かれたのかシティーカードのパンフレットを見て確認していると、3ユーロ割引。。。

ん?私、30ユーロ…というか29ユーロだったよね?

チケットには45ユーロも29ユーロも印字されており、どういうシステムなのかわからず…。私の見間違いでシティーカード利用で3割引だったとしても29ユーロにはならないので迷宮入り。勝手に学割にしたのかしら、学生証見せろとか言われないよね?とオロオロしていましたが、訊く相手もいないのでドキドキしながら二度目のシェーンブルンへ。

行ってみると、チケットは何の問題もなく学生証提示も要求されませんでした。安く買えて良かったということにしておきます(^^;

会場の写真は撮ってよかったのか不明なので載せるのはやめておきます。(撮っている人はいましたが…)

演奏は他のコンサートも大体そうですが、休憩時間を挟んで行われます。休憩時間は会場の後ろの方にあるラウンジでお酒を飲んだり小さめのサンドやスイーツを軽くつまんだりしながらお喋りして、演奏が始まる頃にまた自分の座席に戻ります。全部の会場がそうなのかわかりませんが、高めの小さい円卓がいくつか置かれておりスタンディングです。お金は注文したその場で払い、出されたものを持ってそれぞれのテーブルで歓談します。私はとなりの座席に座っていたドイツ人のご婦人お二人とスパークワインを飲みながら一つの小さなテーブルを囲んで少しお話をしました。アジア人の女が一人でいるのが珍しかったのかもしれません(^^; 私が旅行で出会う方々は優しい方が多いように思います。そのお二人も素敵な方でした😊 

演奏中は4、5回天井を照らすライトの色が変わり、シャンデリアもあるのでそれによって雰囲気が少し変わるため良い演出だと思いました✨

演奏後、外に出るとすっかり夜になった真っ暗な空の下、前日のように雨が結構な勢いで降っており、足元びしょびしょで帰りました😅

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こうして、この一日が終わりました。


さて、今回この記事を~やっちまった編~としているのですが、私が何を"やっちまった"かわかりましたか?

実は私もこの日が終わって夜中に気づきました。。

美術史博物館で、私が美術品を見て回った時間は1時間ちょっと。しかし、この博物館は3階まで展示物があります。そして、私がここに行った目的は何だったか。ある絵を見るため…。そうです。私はこの博物館の半分程を見ずに出てきてしまったのです!ホントに目的も達成せず何をしに行ったんだ!!これはもう一回行かなくては!!と思いました。次の日はもう帰国なのですが飛行機は夕方。ホテルのチェックアウトの時間と博物館の開館時間などを考えて頭をフル回転。しかし、休館日ということがわかり、行ける確率は0%になったので諦めざるを得ない結果に…。次は絶対行って全部見て帰る!と心に誓って休むことにしました。


そして次の日、帰国しなければならないのでバタバタしましたが、朝からオシャレ高級スーパーに行き、そこで朝ご飯を食べつつちょっと買い物をして帰りましたのでご紹介~🛒

【ユリウス・マインル(Julius Meinl)】

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小雨が降っていました。(例のごとく人は消しました←

入り口付近に小さなフードコートがあり、そこで朝からラザニアとベリータルト🍴重いですね(笑)

でも、このラザニアすごく美味しかったです!💕

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ユリウス・マインルのトレードマークがとても可愛くて、わざわざこのマークが入ったものを買ってしまいます(^^)

私はこちらの四角いコーヒー缶(ドリップ用の粉)を購入しました。オシャレで可愛いですよね? これは中身より缶が欲しくて買いました(笑) 今も同じものが売られているかは定かではありません。一応スーパーなのでパッケージのリニューアルとかされているかもしれないですね!

他にも買ったはずだけど写真も記憶も残ってない(*_*)

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あと、お土産といえば、ブラブラと観光している間にマンナー(Manner)のお店で買い物をしました。ウィーンでは定番のお菓子でウエハースにチョコレートが挟んであります。カジュアルな間柄の人や、会社などのばらまき用のお土産にはちょうど良いと思います。日本でいうところのKit○atみたいな感じです!ピンク色のパッケージも可愛くて、味も万人受けする美味しさなので私も買いましたが、実際に評判がよかったです^^


こうして私のウィーン旅行が無事終わりましたが、コンサートに行くつもりなんて微塵もなかった私が、帰ってみればほぼ毎晩コンサートに行っていたのは笑ってしまいます(笑)旅行はスケジュールをしっかりたてるタイプではありますが、旅での出会いは大事にしたいものです。スケジュール通りに進めることも大切だと思っていますが、スケジュール通りにしか進まないのもつまらないですよね?いろんな出会いが旅を面白く思い出深いものにしてくれるので、これが旅の良さかなと思いました。

この記事を書いていて、まだまだ見るところ行くべきところがあったなと再確認。次回は郊外も含めてもっと他の場所も行ってみたいと思いました(そして博物館リベンジしたい!笑)。


今回も最後まで読んでくださってありがとうございました🥰









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