あなたの家のルールは何ですか
「東大生が育つ家庭のルール」
東大家庭教師友の会 著
現役東大生200人の家のルールを調査してまとめた本です。
勉強や日常生活における家での決まりごとが紹介されており興味深かったです。
子育ては杓子定規にはいかない
子ども一人ひとりの性格を見ることが大事だなと思いました。
私には妹がいます。
私は内向的で妹は社交的。
私はコツコツ積み上げる派で、妹は一夜漬け派。
良し悪しは置いといて
ゴールは同じでも、やり方は本人の性格にマッチする方法でやらせてあげること。
こうすることで心理的負荷が少なく、何事も取りかかりやすくなります。
負荷が少なければ継続も容易に出来ます。
継続はやがて習慣となり、成し遂げる力が自ずとつく。
この本でも天邪鬼な子どもの性格を見抜いて
逆の声かけをする親が登場しています。
「やりなさい」と言うのではなく、自らやる方向に持っていく。
この自らやるという意志も成果に大きく関わると思いました。
自立には親が試される
私の娘は今年9歳になります。
義務教育終了まであと6年。
読んでいてハッとしました。
下手したら就職まで口出ししそうな勢いだったので反省です。
中学卒業後は自分の考えを持って、精神的に自立できるように
日頃から子どもに意思決定をさせようと思いました。
親である私自身も子どもの意思を尊重して離れたところから
見守るスタンスでいたいです。
目標を持って生活することの大切さ
金銭面にまつわるルールの章で、面白い制度を導入しているご家庭がありました。
年末の振り返りと、新年の目標が立てやすくなると思います。
また書面で提出するそうなのですが、親が納得するように文字に起こさないといけない。
思考力が鍛えられそうですね。
私は静かに闘志を燃やすタイプなので、来年に向けて良いスタートがきれるルールだと思いました。
ボーナスの査定みたい。
お年玉の額に反映することで、成果が目に見えるので良いですね。
心に残ったことば
諦めそうになった時に思い出したい言葉がありました。
プラスの思考がなければ前に進めません。
とどまることが必要な時期もありますが、また踏み出そうという時に背中を押してもらえる言葉だと思います。
フッっと肩の力が抜けてまた頑張れそう。