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◆ 気になった本 222
「マイ遍路」
(白川密成 新潮新書 9784106109874)
サブタイトルが
「札所住職が歩いた四国八十八ケ所」
この書き手さん
第57番札所栄福寺の住職で
これまでも「ボクは坊さん。」(ミシマ社 9784903908168)などの著書がある
今回は
自身で四国遍路を「歩き遍路」で「区切り打ち」した記録を
簡潔かつコンパクトにまとめている
読んでわかったのは
これは
「お遍路さんしてみようかな?」という方への
動機付けや入門書や指南書やガイドではなく
むしろ どんなスタイルにせよ お遍路さんを経験した方への
振り返りや 復習 いや「懐かしむ」のを主眼にしているのかな
そんな楽しみ方がある本なのではなかろうか
最後の方で
>お遍路さんに「お接待」や声掛けする地元の方に
>「いいことをしている」という力みがない
と書かれていて
ここに なるほどなと思いました はい
故障を抱えているボクにとって
「歩き」はもうムリだけど
急ぎ足や駆け足ではなく
各札所で1時間以上のんびり滞在する
そんなお遍路さんをしてみたくなった
それだけ
これまで急いで回ってたんだなと 反省しました
もちろん
お遍路さんを経験したことない方にも
気楽にすぐに読めます はい