子供と私～知的障害～発達支援センターでのお話。

前回は長女が知的障害だというお話でした。
今回は発達支援センターに初めて相談しに行った時のお話。

前回の記事はこちらから↓↓

保育園の先生に言われて、発達支援センターへ相談しに行くことになったのですが、その時は、知的障害とは思っておらず・・・・。
DCDかなぁ・・・と思い込んでおりました。不器用な子への上手い教え方とか分かればいいなーーなんて・・・のほほーんとしておりましたーー。

支援センターへ着いてすぐに職員さんが案内してくださいました。
たしか、担当の職員の方が三人いらっしゃったと思います。
『長女ちゃんの担当させていただきます、○○です！』とご挨拶いただき、その後、子供が遊べるおもちゃやボールプールなどが置いてあるちょっとした体育館のようなところに通されました。

最初は、わたしも長女もド緊張してた。。
長女は私の隣で固まってしまっている・・・。

でも支援センターの職員さんは慣れてらっしゃる！！
すぐに長女にいろいろ話しかけながら、緊張を徐々にほぐしていただき、ちょこちょこっと声が出せるようになってくると、ボールプールに誘って一緒に遊んでくれました。

その間に、私はほかの職員さんからいろいろ話を聞かれる事に。
生まれた時の状況から、現在までの成長の過程をなかなか細かく聞かれました。たしか、産まれた時、小さかったかとか、寝返りをしたのはいつですか？とか、歩き始めたのは？とかだったと思います。

わたし、そんな事聞かれると思ってなかったんで、なんでそんなん聞くだろーと思いながら、かるーい感じでべらべら笑いを交えてみたりしながら答えてたんですね。

今思えば、そりゃ聞くだろうよと思いますが、本当に知的障害とか全然考えてなかったんで、相談に行く前の準備をなんもしてなかったんですねぇ。
もう。私のバカバカ。

※支援センターへ相談しに行く際は、ある程度成長の記録を書き出しておくとか、なにが気になっているかとかまとめておくと良いです。
あ、当たり前なのかな・・・。

私がいろいろ聞かれている間、長女は職員さんと別室へ。

長女が職員さんと遊んでいる間、私は色々聞かれつつ、べらべらへらへらお話してましたね。本当、へらへらと。

一通りいろんなことをしゃべった後、職員さんがお二人とも『ちょっと席を外しますね。お待ちください』と。
すぐに戻ってきてから私に話し始めました。

『お子様は知的障害が疑われます』

？？？？？？？？？？？？

知的障害？？？
(1分くらい絶句)

その後の私の頭ン中↓↓↓

えっと・・・。いやいや、DCDかもしれないなーって来たんだよな。
え、なんで？
知的障害ってどういう事？
何言ってんのこの人？
長女、普通に生活できてるし。
保育園行ってるし。
友達と遊んでるし。
会話もできてるし。
別にこだわりとかないし。

は？はぁ？

パニックになる私・・・・・。

その後、

号泣。

なんか、どうしていいかわからなくなって。
いや、人って考えてない事言われると、本当に頭真っ白になるんだな。

真っ白になった後、本当にいろんな事が頭の中をぐるぐる回るんだな。

号泣しながら、職員さんにいろいろ話してしまった。
なんでですか？とか、DCDだと思ってたのにとか、なんか色々。

職員さんは、そんな私の言葉を全部うなずきながら聞いてくださいました。
泣きながら話している私をみて、職員さんも一緒に涙していて・・・。

あの時は本当にありがとうございました。
そしてご迷惑おかけしました・・・。

最初にへらへらのほほーんとしていたからなおさら、それこそ地獄につきおとされた様な感覚で・・・。

しばらくして落ち着いた後に、職員さんと遊んでいた長女が戻ってきました。

長女の顔見たらまた涙が・・・。もう、なんで泣いちゃうのよ。だめだ！泣いちゃ！！

でもね、いろいろぐちゃぐちゃで、頭の中を整理できなくて。
涙を止めることなんて出来なかったです。

長女はポカーンて感じだったけど（笑）
なに泣いてんのさって感じ。

帰りにはすっかり職員さんと仲良くなってて、普通にお話できるようにまでなってました。
次回の相談の予約をした後、なんだか楽し気な長女と、どん底みたいな顔をした母は、帰路につくのでした・・・。

その日はどうしても受け入れられなかった。
(その日どころか、受け入れるまでには何年か、かかったんですが)

どうすればいいのか全く分からず、途方に暮れていたなぁ。
とりあえず保育園に電話して、結果を伝えました。

担任の先生は、いや、違うんじゃない？長女ちゃんは違うと思うなと言ってくださり、だよね？違うってこともあるよね？なんてちょっと希望の光が見えた感じになっちゃってたり。

とにかく次相談にいって、あとはテスト受けないとねと言われ。

テ、テスト？
テストがあるんだね？
とどこまでも何にも知らない私は動揺しながら電話を切り、取り合えず次の相談日までにいろいろ調べようと心に誓いました。

次回は次の相談と、その後の保育園での生活のお話ですーー。