2023年、春。はじまりの町へ
2023年3月は、忘れられない春となった。
わたしたちのヒーロー、永遠の主人公、サトシが新たな門出を迎え、アニメ「ポケットモンスター」を卒業した。
約26年。
アニメ放送開始当時、サトシと同じ10歳だったわたしは、今年36歳になる。
サトシと一緒におとなになった。
苦しいときは何度もサトシの旅を思い出し、アニポケに救われてきた。本当に全シリーズ見た。
寂しい。とても寂しい。
でも、サトシが主人公じゃなくてもポケットモンスターは続いてゆく。
そして、これからもポケットモンスターが百年続くコンテンツになるため、必要な旅立ちなのだ。そう信じている。
固定電話からガラケーに、ガラケーからスマホに
FAXとポケベルがメールに、今ではLINE IDしか知らない友達ばかりになった。
移り変わる時代に、ポケモンも変わってゆく。
わたしは変わらず、これからもポケモンを愛し続けてゆく。
いやでも寂しいという気持ちは、もう6000字語ったから割愛する。
ずっと行きたい場所があった。
そしてそれは、いまだと思った。
実際に当日は雨が降って大変だったけれど、この春にどうしても行かなくてはならない。
同じ気持ちの友達を誘ったら、「そういう気持ちの区切りがね、必要だと思っていたんだ」と頷いてくれた。
2023年、春。
わたしたちは訪れた。
はじまりの街、東京都町田市。
町田はポケモンをつくった田尻氏が少年時代を過ごしたまち
ポケモンの生みの親である田尻智（タジリサトシ）氏は、少年時代を田んぼや森が多く残っていた町田で過ごしたそうです。
昆虫を始めとした生物の観察や採取を楽しみ、クラスで1番の昆虫博士だった経験が「ポケットモンスター」を作るヒントになったとも言われています。
サトシの出身地「マサラタウン」は、
ポケモンの生みの親、田尻智氏が生まれ育った町田市がモデルーーーという説もある。
その町田に、6枚ものポケモンマンホール「ポケふた」が設置されているというのだ。
これは日本全国に設置されていて、その土地にゆかりがある絵柄になっていた、と説明しだすと止まらないので、気になる人は直接わたしに訊ねて欲しい。いくらでも話す。
アニメ「ポケットモンスター」の最終話で、サトシは故郷のマサラタウンに戻り、そこから旅立つ。
わたしたちもそれにあやかって、町田を訪れることにした。
写真では伝わらないけど、相当雨
雨なら長靴推奨
友達もスニーカーでした。
最初に見つけたのはヒトカゲ！
かわいい〜〜〜そしてその足、サトシだよね？？ そうだよね？？
同じくほのおタイプのホゲータさんと2ショット。
ホゲータさん、大先輩だぞ！！！ ヒトカゲさんが頑張ってくれたおかげで、いま君は存在しているんだ。
（雨だったから片手の撮影キツかった… ぼけぼけになっちゃってごめんね）
わたしたちが1枚目のポケふたに浮かれたとき、女の子とママがやってきて、めっちゃ笑顔で「どうぞ〜〜〜」と写真撮影を譲るわたしたち。
ポケモン好きなお子たちには、めっちゃ優しくしちゃう。
どうかこれからも推してください。おねがい。
地図を見ずに歩いていたら、フシギダネを通過していたことに気づいたので慌てて引き返す。
ヒトカゲ、フシギダネだけちょっと離れたところにあるので、行く際は気をつけてね。
こちらは、くさタイプの後輩モクローさんと。
花びらとフシギダネ、モクローの組み合わせが最高すぎる。
ニョロモにたどり着きました。かわいい〜〜〜
芹が谷公園には池もあります。
みずタイプも雨も苦手なホゲータさんと。
ナゾノクサ、ビードル、キャタピー
3匹の贅沢マンホール！！！
物語の始まり、って感じだよね。
キャタピーは、サトシが最初にゲットしたポケモンですね。
くさタイプのモクローさんと一緒に、ベストショット。
晴れた日に見たかった〜〜〜
ポッポ＆コラッタ。
こちらもはじまりを感じる組み合わせでたまらん。
写真は友達撮影。
友達が連れてきた相棒は、カビゴン（メタモン）でした。
今日の相棒は「最初の151匹の中から選びたかった」って言ってて、なるほどな〜〜〜と思いました。大正解だよォ
わたしは御三家チョイスでした。
わたしって、小さいっていうか、短くない！？？
いや、実際には小さいだけ……だと思いたい
ゲンガー（150cm）と同じくらいの身長です（148センチくらい）
最後は、ゼニガメ。
ここが、町田駅から一番遠い場所。
モクローさんが、効果抜群を狙っている。
わたしたちにとっても、良い旅、良い冒険でした。
でも、晴れた日に来たかった…… また来ます・
わたしたちの旅の始まりは、スタバでお茶したことだったな〜〜〜
大学時代から友達だけど、お互いポケモンが好きって知ったのは、5年位前？のスタバでした。
とにかく晴れてれば……という気持ちも強いですが、この3月に、新しいポケットモンスターが始まる前に、ここへ来られてよかったです。
なんていうか、すっきりしたというか、落ち着いたよね。
ポケモンに会えた気分だねって、ふたりで大満足でした。
お花もきれいなので、お散歩コースを探している方にもおすすめです！
雨で手が塞がっていたので、ポケモンGOがあんまりできなかったのも心残りでした。
ポケふた、もちろんポケストップになってるよ〜〜〜
「本当にポケモンっているよな〜〜〜」ってなってた
つぼみが花開いた春
始まりの場所、真っ白な町、マサラタウンに、町田に足を運べてよかったです。
町田は、大学〜二十代半ばまで過ごした土地なのに、すごく特別な気持ちになっちゃったよ。
アニポケロスの方や、ポケモンGO好きな方はぜひ！
芹が谷公園、遊びに行ってみてくださいね。
都内でポケふたがあるのは、町田と上野（と小笠原）だけです。
次は上野に行きたいな〜〜〜
何度でも言うけど、サトシいままでありがとう。
君とおとなになれて、本当にしあわせでした。
僕たちにとってのヒーローは、真っ直ぐでちょっと馬鹿で、仲間思いで優しい男の子です。ずっと、これからも。
さて、気持ちは4月からの新しいシリーズへ。
どんな旅が始まるか、今からわくわくしています。
※ポケモン好き30代が送る半生と気持ち悪い自分語り
※アニポケ最終回直後に書いたエッセイ
※アニポケ1回でも見たことある人に見て欲しい1分30秒
※ポケモンの起源、田尻智氏のことを知りたい人はこちら
（ぜひ読んで欲しい… みんな大好き増田さんも出てます）
※now playing
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