フリー台本の使い方
最近はめっきり書くペースも落ちましたが、女性向けシチュエーションボイスの、主にフリーの台本を書いています。
(シチュエーションボイスとは、ある特定のシチュエーションで演者さんが聴き手(リスナー)に向けてセリフを1人で話している音声のことを主に指します。たぶん。頭の中に浮かべて擬似彼氏的なね。)私調べなので気になった方は詳しく調べてみてください。
さて、フリー台本師さんは自分の台本をどう使っていますか?
(ここでの「フリー台本師」は、フリー台本を書く人の事をさしています。別に私は誰かに教えるでもないし、そんな事は出来ませんが分かりやすく、「台本師」「フリー台本師」と使いますね。もちろん誰かに教えたりしている方もいるかもしれません。その方達は紛れもなく「師」)
ここでの「フリー台本の使い方」は、わたしの使い方です。演者さんにどう使ってくれとかの話ではありません。ひとつ言えるのであれば、願わくば常識の範囲内で使ってほしい。
…といいつつ、ついでなので「こんな使われ方は嫌だ!!」も書いておきましょうか。
あくまで「私が」です。書いている方によって、どう使って欲しいかは違います。
まず、「使う台本又は台本師のプロフィールや概要を読んでいない」。これが1番嫌です。大抵の方は使用上のOKやNGを書いています。まず読もう。
間違った使い方をすると「この人はルールを守ることの出来ない人」と認定されます。私に。
とりあえず、ここさえ守っていれば大抵は大丈夫。
余談ですが、全年齢作品に勝手にR部分を追加されたりするのは、まじで嫌。一言相談をくれたらR部分を書きますよ。となる。勝手に変なプレイせんでくれと。
これについては私の思う「常識の範囲外」になります。
…話が逸れてしまいそうなので、これくらいにしておきましょう。
ひとそれぞれ。台本師それぞれ。しかし、フリー台本を書いて世の中に出すという事は自分にとって何かメリットがあるのでしょう。見返り(言い方わるいな。まぁ、ええか)が無ければ自分の頭の中で完結すればいい話なので。
シチュエーションボイスの台本をなぜ書くようになったのかは、今回はおいておきます。
「なぜ、フリー台本を書くのか」。
私は以前シチュエーションボイスとは別の界隈で文章を書いていたのですが、読んだ方の感想ってなかなか貰えないんです。もちろん、とってもスーパー素晴らしい作品を書いたら、じゃんじゃんもらえるんでしょうが、私には難しい。
でも、自己肯定感の上がる感想は欲しい。ワガママですね〜。
さて、シチュエーションボイス界隈では「一定の誰かのために書く台本」という物があります。所謂「専用台本」ですね。そして、「どなた様でもどうぞ、使ってくださいな」の「フリー台本」。
わたしは「より多くの感想を貰うため」にフリーの台本を書いています。
シンプルに1人に台本を使ってもらうよりも複数人に使ってもらった方が「感想の割合」が多くなります。使用のハードルも専用より低いですしね。
配信や動画になった時に、その方のリスナーさんがコメントをします。だいたい9割程が、その音声投稿者さんに対してのコメントだと思うのですが、たまーに「台本に対して」のコメントがある訳です。
「好きな台本だったから嬉しい」なんてコメントがあった日には、にやにやしてして枕にヨダレをたらすくらいです。それを見た時が1番嬉しい。
私にとって台本を使ってくれた音声投稿者さんは、ストレートに言うなら感想を貰うための中間地点であり、台本に対して感想をくれる一人であります。
読んでもらうと、上手い下手とか関係なく台本に対してどんなイメージをもって演じてくれているのかなんとなくわかるので。これも私にとってはひとつのありがたい感想です。
中間地点なんて言い方はわるいですが、使う方使われる方で、どちらもWin-Win。
これが私のフリー台本の使い方です。皆さんはどんな使い方をしていますか?