「メンター」は大切だけれども...
先日こんな記事を書きました。
人生におけるネガティブにハマった時こそ、心の中の「メンター」を召喚して乗り越えようぜ!という内容でございます。
この「メンター召喚」は、かなり昔から行われていたらしく、「#あなたの人生の意味(上)」では、古代ローマの著述家であるプルタルコスの作品は「卓越した人物の物語を読めば野心を駆り立てられるという考え方に基づいて書かれている」と紹介されています。
まさに、「メンター召喚法」によるモチベーションアップでしょう。
人生に迷った時、過去の偉人の知恵を拝借してピンチを脱出し、人生の糧とするという方法は、人間の生きる術なのです。
そんな「メンター召喚法」ですが、また違った角度から見ることにより、新しい気づきがありましたので、本記事では再び「メンター」をテーマとして扱います。
「そんな見方もあるのねー。」くらいの気持ちで読み進めてみてくださいね。
▼「遺伝」の恐るべき力
最近読んだ本の中で最高に刺激的だったのが「#運は遺伝する」なのですが、その興奮は、こちらの記事にまとめました。
「運は遺伝する」に書かれている内容は、もう題名の通り「運も遺伝のうちですよ」ということなのですが、まさか?と思いませんか?
ぼくも最初はそう思っていました。
人生の成功法則を見つけることに特化して情報をインプットしてきた成果として、「人生の成功を左右するのが『運』である」というのは、もはや覆りようがない事実ですが、まさかその「運」が「遺伝」に支配されていようとは思ってもみませんでした。
例えば、「交通事故に遭って怪我をした」なんてのは、「運が悪かった」と表現されるかもしれません。
ただ、こう考えてみると「遺伝の影」が見えてくる。
・衝動性が高い。
・気になったらそれしか目に入らない。
・ルールを重視しない。
みたいなパーソナリティが「事故」という事実を”引き寄せてしまった可”能性が見えてくるのです。
とすると、「運」というキーワードが、人生においてますます重要になってくるではありませんか。
ある調査では、「自分と『運』との関係性をどのように捉えるかにより、人生の見方が変わってくる」なんて報告もあるくらい。
結局、「運」に対する自分の捉え方によって「運がいい人」になるか「運が悪い人」になるか決まってしまうのです。
「それなら運が悪くても仕方がないね…」とは諦めきれませんよね。
だからこそ、ここに「メンター召喚」が役立つのです。
▼「メンター召喚」による自分改善
さて、ここからは「自分は運が悪い」と感じてしまいがちな人に向けて書いていきます。
先ほども触れたように、「運がいいか悪いかは自分次第」ということを頭に叩き込みつつ、ネガティブに陥ったら「メンター召喚」を行いましょう。
そして、意識すべきは、
「自分の考え方の癖をメンターに変えてもらう!」
ということ。
人間を追跡調査した研究によると、「人間の行動は、ほぼほぼルーティン化されている」ということが分かっています。
だからこそ、「変えたい!」と思う癖があるのなら、「その癖を出せないような状況に自分を置く」ことが大事。
「いつも仕事帰りにコンビニスイーツを買ってしまう」という癖を直したいのであれば、いつもの帰り道を変更し、「コンビニ前を通らない道を通る」ということで改善できるかもしれません。
ただ、「かもしれない」と書いたのは、この「帰り道の変化」は、「一時的な効果しかない!」ということが問題。
本来であれば、「コンビニスイーツを我慢できる私になる」のが最終目標ですよね。
帰り道を変更して買い食い癖がなくなったと思ったら、別のタイミングで購入できる場所が見つかり、再びハマってしまったなんてこと”あるある”ですからね。
だからこそ、自分の憧れ人物である「メンター」を召喚し、「なりたい自分像」をイメージして、そのイメージに近づいている自分を演出することによって、「捉え方から自分を変えることができる」のです。
コンビニスイーツを買おうとしている自分の中に「メンター」を召喚し、「買いたいんですけど…」と相談してみましょう。
きっと、「本当にそれでいいのか? お前には、もっと別の目的地があるはずだろう!」と叱咤してくれるのではないでしょうか。
自分を変えたいのであれば、究極は「行動」を変えることですからね。
「行動」さえ変われば、「運」との向き合い方も変わってくるのです。
▼まとめ
本記事では、メンター召喚法をさらに突き詰めた方法を紹介しました。
ぜひとも、自分のイメージにピッタリのメンターを見つけてくださいね。
ちなみに、「メンター召喚法」以外の方法はこんなのがあります👇
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