「時間」の価値を上げる~ミリオネアに学ぶ5つの黄金ルール~
平等に与えられた数少ないものの一つは「時間」でしょう。
どれだけお金を出したとしても、1日を25時間にすることはできませんからね。
そんな貴重な時間の使い方をミリオネア(百万長者)の生活をもとに見ていこうというのが本日の内容。
富裕層の生活習慣を調べたトム・コーリーさんの研究をベースに、多くのミリオネアに共通する生活習慣を5つ紹介します。
ミリオネアの生活習慣を真似したからといって大金持ちになれるということではないにしろ、チャンスを広げることにはなるはず。
ぜひとも、興味本位で読んでみてくださいね。
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▼ミリオネアに共通する5つの生活習慣
早速、生活習慣を見ていきたいところですが、最初に「ミリオネアがやっていないこと」に触れておきましょう。
先ほども書きましたが、1日は、24時間と決められているのですから、「限られた時間をどれだけ有効利用するか?」というのが分かれ道。
そんな選択においてミリオネアは、「テレビの視聴時間が少ない」ということが分かっています。
「1日1時間以下しかテレビを見ないミリオネアは、68%」という結果が出ていますから、ミリオネアが、時間の使い方を考えて生活していることは間違いありません。
では、ここからは、ミリオネアが貴重な時間どのような習慣として使っていることを5つ紹介します。
①目標習慣
ミリオネアの共通習慣として「目標設定」というのは81%にものぼっています。
やはり、何かを追い求めて着実に成長していくためには「具体的な目標」は欠かせないのでしょう。
ただ、「目標があればいい」のではないことは誰しも知っていますよね。
目標を立てたのであれば、自分の立ち位置をしっかり把握して進む方向を常に調整しなくてはなりません。
ということは、目標を「振り返り」、「修正」して「再チャレンジ」するという過程があるということ。
言うまでもなく、この過程には時間がかかります。
さらに、この時間を充実させるためには、しっかりと自分と向き合う時間を取ることが必須でしょう。
様々な事業を展開するミリオネアでさえ、一人の時間を確保して自分と向き合っているのです。
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②読書習慣
ミリオネアの共通習慣として見逃せないのが「読書」。
なんと、ミリオネアの88%が1日30分以上、自己啓発や教育に関する本を読んでいたとか。
読書というのは、様々な研究で価値が証明されていますからね。
考えてみれば当然で、「本」というのは、類まれな想像力の成果や、人生をかけて成し遂げた英知を詰め込んだもの。
そんな情報をたった数時間で吸収できるのですから、自分を成長させる媒体として、これ以上に優れたものはないでしょう。
③運動習慣
「運動習慣」というもの、成功者の生活習慣としては”あるある”ですよね。
どうやら、ミリオネアの76%は、週4日以上の運動をしていたもよう。
大きな成果を勝ち取るためには、健康を保つことから目を背けることはできません。
徹夜を繰り返して我武者羅に…という成功者のイメージもありますが、長期的に成果を残すためには、運動に時間を割いて、身も心もリフレッシュする必要があるのでしょう。
大きな成果を残すということは、それと同じくらいのプレッシャーにさらされる機会が予想されます。
そんなメンタル面を整えてくれる効果も「運動」にありますからね。
「体力」と共に「心」も鍛え、チャレンジを繰り返すことが、成功者には必須なのかもしれません。
④睡眠習慣
「運動」とくれば、予想されるのが「睡眠」でしょう。
これも「健康」に直結する問題ですからね。
どうやら、ミリオネアの44%に早起きの習慣があったとか。
比較した貧困層では、早起き習慣が3%だったことが分かっていますから、やはり、ミリオネア習慣といってもいいでしょう。
ただ、「早起きすれば成功できる!」というものでもなさそう。
というのも、人間のパフォーマンスが発揮される時間帯というのは、それぞれがもつ遺伝子タイプに影響を受けているのです。
朝方、夜型の人もいるのですが、ほとんどの人は、お昼ごろにかけてパフォーマンスが上がっていくのです。
ただ、ミリオネアに早起きが多い理由として考えらるのは、「独りでじっくりと使える時間の確保」なのかもしれません。
代表のトップとなれば、日中は引っ張りだこ。
自分の時間なんてのは、なかなかとりずらく、目標を考え直したり読書をしたりすることは難しいでしょう。
だからこそ、独りの時間を確保するために早起きをしている可能性もあり。
もちろん、自分にとって十分な睡眠をとった上での早起きですので、ショートスリーパーの方が良いということではありませんよ。
⑤ネットワーキング
最後に紹介するミリオネアの習慣は、「ネットワーキング」でございます。
実に、79%のミリオネアが、一カ月に5時間以上もネットワーキングに徹していたことが分かっています。
「ネットワーキング」というのは、いわゆる人脈づくりのこと。
仕事中にというよりも、仕事の延長線上、または仕事とは全く関係ない場面で食事を共にするなど、人脈づくりへ時間の投資をしていたのです。
先ほど「独りの時間が大切」という内容を書きましたが、やはり「人間関係」にも時間を割くことは欠かせないのでしょう。
もちろん、誰でもよし!ということではなく、貴重な時間を割いても会いたい人と会うことが大切。
もちろん、会話や共通の趣味を楽しみ、気分転換をする目的もあるでしょう。
ただ、おもしろいのが、こつこつと築いたネットワークが、意外なかたちになってビジネスチャンスにつながること。
そのような副次的な効果をミリオネアは熟知しているのでしょう。
▼まとめ
本記事では、「ミリオネアの共通習慣」を5つ紹介しました。
このようにまとめてみると、ミリオネアだからといって突拍子もないことに時間を使っている訳ではないことが分かります。
ということは、特別ではない日常の習慣が、僕たちを大きく成長させてくれるということでもあります。
「夢」や「目標」があるのなら、このような成功者の習慣を取り入れつつ、チャンスを待つことも一つの方法。
ぜひとも、自己成長に努めようではありませんか。