【人間関係】「気持ちが分かる」のは勘違いである
人間は、様々なことを読み違えます。
特に「気持ち」なんて目に見えないことは特にそう。
先日、こんな記事を書きました。
「私は人の気持ちを読み取ることが結構得意!」と思っている人は結構多いのに、「本当に相手の気持ちを察することができる人は」3人に1人くらいの割合でしかいないという内容。
これほど、人の気持ちを読むというのは難しいもの。そして、たくさんの人が「相手のため」と思いつつ自分軸のストーリーで勝手な行動をしている可能性が高いのです。
完全に余談ですが、ぼくも教師になり立てでまだ人間の心を十分にもっていた頃の話。友達とのトラブルで悲しい思いをした子どもたちと1日中。放課後まで使って徹底的に話合いました。
「もう1回仲良くしようね!」なんて笑い合って帰っていったので、「よかった」と思いながら職員室で仕事をしていると、親御さんからお叱りの電話がかかってきました。
その内容が、「話が長い!」というもの。
よかれと思って時間をとっても、結局そんなもんなのです。
▼でも、相手の気持ちが分かる人でありたい!という人のために
かなり卑屈な内容になってきましたが、きっとこのnoteを読んでいる方の中にも、「諦めるのはまだ早い。私は相手の気持ちを察せる人でありたい!」という殊勝な方もいらっしゃるでしょう。
そんな人のために、「相手の気持ちの感度を上げる方法」を紹介しましょう。
それは、単純だけどむずかしい。ずばり、
「相手に興味をもつ!!」
という方法なのです。
みなさんにも思い当たる経験はないでしょうか。
「特別な人ほど、その人の気持ちが痛いほど感じられる」
なんてこと。
特別な人だからこそ、周囲の人が見逃しがちな微妙な感情の変化をキャッチしてフォローすることができる。
きっと、相手にとってみたら「いつも困った時に助けてくれるよな」と特別感の感じているに違いありません。
このように、ぼくたちの脳は通常モードだと「他者の気持ちなんて関係あるかい!」という節約状態を保っている。
しかし、「あの人は特別!」と思ったとたん、「その人の気持ちの変化には驚くほど敏感」になるのです。
▼感情分かりやすい人・分かりにくい人
前提として「人間は他者の感情を読むのは苦手分野」としてきました。
しかし、「いやいやいや、私は得意でございます!」という方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、その考えが正しい場合もありますが、この可能性も捨てきれません。その可能性というのは、
「周囲の人が喜怒哀楽の激しい感情が読みやすい人」
であるなんてことないですか?
ぼくたちは感情を読めると勘違いする要因として、「もともと感情を読みやすい人がいる」というものがあります。
すぐに顔や行動に出るタイプの友達とつるんでいるのであれば、それは「感情を読む力がある」というよりは、「感情を読みやすい人と一緒にいる」と評価した方が良いかもしれません。
▼まとめ
本記事では、「興味をもっている人の感情は読み取りやすくなるよ!」という内容をまとめました。
ぜひ、周囲の人間関係を客観的に眺めてみてくださいね。
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